朝日[町](読み)あさひ

百科事典マイペディア「朝日[町]」の解説

朝日[町]【あさひ】

山形県中部,最上川支流朝日川の流域を占める西村山の町。西端朝日岳がそびえる。主集落宮宿は付近農山村の商業中心。リンゴを中心とした果樹栽培が盛ん。朝日川第1・第2発電所があり,上流の朝日鉱泉は朝日岳の登山基地浮島で有名な大沼がある。東日本大震災で,町内において被害が発生。196.81km2。7856人(2010)。

朝日[町]【あさひ】

富山県北東端,下新川(しもにいかわ)郡の町。北西部は黒部川扇状地の一部で,北陸街道宿場町であった中心市街の泊がある。あいの風とやま鉄道,北陸自動車道が通じる。稲作を行うほか,東部南部は飛騨山脈北端の山地木材を産する。漁業も営む。226.30km2。1万3651人(2010)。

朝日[町]【あさひ】

北海道上川郡の旧町。天塩(てしお)川上流地域を占める。原始林が広く,林業が盛んで木材の産出が多い。川沿い農地となっており,米,テンサイ,アスパラガスを産する。岩尾内ダムが1971年完成。2005年9月士別市へ編入。522.01km2。1934人(2003)。

朝日[町]【あさひ】

福井県中部,丹生(にゅう)郡の旧町。武生(たけふ)盆地北西部の谷口に中心集落の西田中が発達する。米を産し,シイタケを特産する。丹生山地丘陵に古墳群がある。2005年2月丹生郡織田町,宮崎村と越前町へ編入。45.47km2。9903人(2003)。

朝日[町]【あさひ】

三重県北部,伊勢平野北部にある三重郡の町。桑名・四日市市にはさまれ,東芝三重工場をはじめ機械,食品などの工場が多い。米作など農業も行う。関西本線,近鉄名古屋線が通じる。5.99km2。9626人(2010)。

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世界大百科事典 第2版「朝日[町]」の解説

あさひ【朝日[町]】

北海道中央部上川支庁上川郡の町。人口2110(1995)。名寄盆地の南東縁,北見山地の西斜面に位置し,天塩川の最上流部を占める。1949年上士別村から分村母村の東に位置することから朝日と名付けられた。天塩川とその支流に沿ってわずかな平たん地が開け,耕地率は3%にとどまる。1905年帝室御料地の開放以後入植が行われ,北見山地の森林資源に依存する林業地帯で,32年の森林鉄道開通(現在は廃止)はこの地の国有林経営の一画期であった。

あさひ【朝日[町]】

山形県中央部,西村山郡の町。1954年宮宿町,西五百川村,大谷村が合体改称。人口9819(1995)。町の東部を北流する最上川に沿った山間の町で,中心集落の宮宿は江戸時代は青苧,明治以降は生糸集散地としてにぎわい,明治・大正期には桑市が開かれていた。南西部の大半磐梯朝日国立公園の山岳地帯で占められており,朝日温泉,朝日川第1・第2発電所が峡谷部にある。町北部の大沼は浮島(名)で知られる景勝地で,朝日岳の登山道にあたり,古くから朝日岳信仰の基地となった浮島稲荷神社がある。

あさひ【朝日[町]】

富山県北東端,下新川郡の町。人口1万7007(1995)。北は日本海に面し,東は新潟県に接する。飛驒山脈が日本海に迫り,町域の大半は山地である。越中越後の要地にあり,源平争乱期には北陸宮を擁した宮崎氏が宮崎城を築いている。宮崎城は戦国期には越後の上杉氏と越中武士団の攻防焦点となった。中心集落の泊は小川下流の低地にあり,江戸時代は北陸街道の宿場町であった。東端の境には,江戸時代に加賀藩の境関所が設けられていた。

あさひ【朝日[町]】

福井県中西部,丹生(にゆう)郡の町。人口9096(1995)。東部は武生盆地の北西部に当たる低地,西部は丹生山地が占め,低地と山地は断層で接する。中心集落の西田中は江戸時代には幸若舞で知られる幸若氏の領地として栄えた。天王川,和田川沿いの肥沃な低地は古くから良質米の産地で,シイタケの栽培も盛んである。ほかに家具,繊維,眼鏡枠の地場産業が発達し,町の基幹産業となっている。越知(おち)川流域の横山は杉の美林で知られ,良材を産する。

あさひ【朝日[町]】

三重県北東部,三重郡の町。人口6900(1995)。北から東は員弁(いなべ)川(町屋川)を挟んで桑名市に,西は朝明(あさけ)川を隔てて四日市市に接する。北西部には丘陵地が分布するが,大部分は員弁川と朝明川によって形成された沖積低地である。近世までは東海道の街村にすぎなかったが,近代に入って町の中央をJR関西本線,近鉄名古屋線,国道1号線が貫通して交通条件が整い,1938年に東芝三重工場の誘致に成功し工業の町に変身した。

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