転落(読み)テンラク

デジタル大辞泉 「転落」の意味・読み・例文・類語

てん‐らく【転落/×顛落】

[名](スル)
1 ころげ落ちること。「岩場から―する」「―死」
2 上位から下位に一挙に落ちること。急激に落ちぶれること。「―の一途をたどる」「幕下に―する」
3 堕落すること。身をもちくずすこと。「悪の道に―する」
[類語](1)落下・墜落・落ちる・落ち込む・陥る・落っこちる・下がる・沈む・下降する・降下する・沈下する・低下する・低落する・下落する・落馬する・落輪する・脱輪する・失墜する・滑落する・崩落する・滑り落ちる・転げ落ちる・崩れ落ちる・零れ落ちる・零れる/(3)落ちぶれる・没落・零落・凋落ちょうらく・落魄らくはく・うらぶれる・成り下がる・淪落・堕落・末路・斜陽・地に落ちる・成れの果て・見る影もない・末期的・衰残・弱体化・衰弱・衰微・衰退・頓挫・衰え・減退・後退・退潮・朽ちる・消沈・衰亡・たそがれ・失速・焼きが回る・耄碌もうろく・ぽんこつ・火の車・終末・大詰め・尾羽おはうち枯らす・世も末・廃れる・衰える・寂れる・落ち目・下火・尻すぼみ・廃退・下り坂・左前・不振・じり貧・どか貧・先細り・下がり目・低落・廃る・傾く・尻下がり・尻切れとんぼ・竜頭蛇尾・孤城落日・よぼよぼ・老いぼれる・老いる・老ける・老い込む・老け込む・年老いる・老いさらばえる・老い・早老・老化・老残・老衰・恍惚こうこつ・惚ぼけ・惚ぼける・呆ほうける

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精選版 日本国語大辞典 「転落」の意味・読み・例文・類語

てん‐らく【転落・顛落】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ころげおちること。
    1. [初出の実例]「二三の手提革嚢(てさげかばん)輾落(〈注〉コロゲオチル)せるも」(出典:浮城物語(1890)〈矢野龍渓〉一)
  3. ② おちぶれること。富んでいたものや栄えていたものが貧乏・落魄(らくはく)すること。
    1. [初出の実例]「ブルジョアの家に嫁した女の幾割は、戦争で転落しても、意地ばかり強くなって」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉五笑会の連中)
  4. ③ 堕落すること。

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普及版 字通 「転落」の読み・字形・画数・意味

【転落】てんらく

転下する。

字通「転」の項目を見る。

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世界大百科事典(旧版)内の転落の言及

【月形竜之介】より

… 東京の荏原中学,三田英語学校を経て,1920年,京都の日活俳優養成所に入り,尾上松之助主演《仙石権兵衛》に端役で映画初出演,やがて牧野省三のマキノ映画で,数本の端役出演ののち,24年,阪東妻三郎主演《粟飯の焚ける間》で本格的な映画デビューを果たし,さらに《雲母阪(きららざか)》《討たるる者》《復讐の日》とつづけて阪東妻三郎と共演して認められ,沼田紅緑監督《刃光》二部作で主演スターとなった。以後,マキノ時代劇の一翼をになうスターとしての活躍は華々しく,《文明の復讐》(1925),《修羅八荒》《転落》(ともに1926),《悪魔の星の下に》《道中悲記》《砂絵呪縛》(ともに1927)などで,人気を不動のものにした。この間,《美丈夫》(1926)などで牧野省三の娘のマキノ輝子(のち智子)と共演することが多く,妻子がありながら恋愛関係になってかけおち騒ぎまで起こし,怒った牧野省三から一時馘首(かくしゆ)された。…

※「転落」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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