難題(読み)ナンダイ

デジタル大辞泉 「難題」の意味・読み・例文・類語

なん‐だい【難題】

1 詩歌や文章を作るのにむずかしい題。
2 解決のむずかしい問題。難問。「軍縮という難題に取り組む」
3 無理な要求。無理な言いがかり。「難題をふっかける」「無理難題」
[類語](2)難しい・難い・困難・至難・難航・難渋・お手上げ・難問・難事・難関・関門・狭き門・登竜門・壁・懸案・やりにくい・しにくい・言いにくい・小難しい・しち難しい・一筋縄では行かない・なかなかでもない・苦手・気が進まない・ふてぶてしい・度し難い・手ごわい・てこずる・きつい・停頓・行き悩む・言いよどむ・壁にぶつかる・壁に突き当たる・埒らちもない・膠着こうちゃく・にっちもさっちも・もたつく・手間取る・行き詰まる・いたちごっこ・停滞・もたもた・暗礁に乗り上げる・紆余うよ曲折・曲折・頓挫・しち面倒・しち面倒臭い・煩雑・ややこしい・もがく・面倒・やっかい・苦慮・悪戦苦闘・難行苦行・試行錯誤・あがく・苦戦・難物・荊棘けいきょく・あぐねる・デッドロック・窮する・阻害・不自由・ままならぬ・不如意・一筋縄では行かない・立ちはだかる・立ち往生・足踏み・多事多難・行き悩む・ぐずつく・もつれる・手が込む・手詰まり・とどこおる・とちる・四苦八苦・暗中模索・逆風・水をさす/(3)言い掛かり・因縁・いちゃもん・難癖・無理難題・問題

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精選版 日本国語大辞典 「難題」の意味・読み・例文・類語

なん‐だい【難題】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 作るのにむずかしい詩歌や文章の題。
    1. [初出の実例]「くせ題などをばちと読み口なれて後、今はと覚えむ時又よみならふべく候。難題などを手がけもせずしては、叶ふべからず」(出典:毎月抄(1219))
    2. [その他の文献]〔後村題跋‐一〕
  3. ② 解決が容易でないこと。処理が困難な事柄。また、むずかしい問題・課題。
    1. [初出の実例]「大将の闕ありしに、只今さして成るべき仁もなかりしにて、拝任は難題なりけるを」(出典:五代帝王物語(1302‐27頃)御深草)
  4. ③ ( ━する ) 無理ないいがかりをつけること。無理な注文をすること。また、そのいいがかりや注文。
    1. [初出の実例]「これはおもひもよらぬ難題(ナンダイ)、すこしも身に覚なき事なり」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)五)

難題の語誌

和歌の題詠、ことに結題などの複雑な題に対して歌論で用いられていたものが転じて一般に解決処理が難しい問題、さらには解決不可能な言い掛かりの意味に用いられるようになった。

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普及版 字通 「難題」の読み・字形・画数・意味

【難題】なんだい

困難な問題。

字通「難」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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