《泉》(読み)いずみ

世界大百科事典(旧版)内の《泉》の言及

【モーガン】より

…妻ヒルダ・ボーンHilda Vaughanも小説家として著名である。若い海軍士官の行動の率直な描写が目だつ《士官次室》(1919)にもこの戦争の捕虜経験が描かれるが,小説《泉》(1932)は大陸で戦うイギリス兵士の内面的苦悩を描いた傑作である。また次作《スパーケンブルック卿》(1936)はイタリアとイギリスの田園を背景にした恋物語であるが,これらは繊細で凝った文体で書かれ,とくにフランスで評判が高かった。…

※「《泉》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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