遅緩(読み)チカン

デジタル大辞泉の解説

ち‐かん〔‐クワン〕【遅緩】

[名・形動]ゆっくりしていること。おそいこと。また、そのさま。「遅緩な薬効」
「特に小心謹慎にして、事を作す―なるのみ」〈中村訳・西国立志編

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大辞林 第三版の解説

ちかん【遅緩】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
おそいこと。のろいこと。ゆっくりしていること。また、そのさま。 「我書の成る其の-なる此の如し/花間鶯 鉄腸

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精選版 日本国語大辞典の解説

ち‐かん ‥クヮン【遅緩】

〘名〙 (形動) 物事の進行がきわめてゆっくりであること。行動がにぶく遅いこと。また、そのさま。
※正倉院文書‐天平一九年(747)一一月一〇日・令知山足所条制「右六条事、覚爾不遅緩天平十九年十一月十日志斐万呂」
日本風景論(1894)〈志賀重昂〉三「所在の空気は寒冽にして蒸発力は為めに遅緩に」 〔晉書‐謝安伝〕

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