トップ(その他表記)top

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デジタル大辞泉 「トップ」の意味・読み・例文・類語

トップ(top)

1 順序の最初。1番目。「本日トップの議題」
2 首位。1位。「前半をトップで折り返す」
3 あるまとまりの中での最上層。また、そこに位置する人や物。「世界のトップランナー」
4 最上部。てっぺん。頂上。「バックスイングのトップの位置を直す」
5 表面。上部。また、屋根。「デスクトップ型のパソコン」「ハードトップのスポーツカー」
6 新聞で、紙面の最上段の右にあたるところ。また、雑誌の巻頭。トップ記事。「第一面のトップを飾るスクープ」
7 自動車などの変速機で、最高速度を出すときに用いるギア。トップギア。「加速してトップに入れる」
8 上半身に着るもの。特に、上下に分かれている洋服の上着。トップス。⇔ボトム。
9 ゴルフで、ボールの上部を打ってしまうミスショット。
10 サッカーで、前線のポジションでプレーする選手のこと。「ツートップの布陣」→フォワード
[類語](1)一番・先頭・第一・真っ先・最初・初発・いの一番・初め・一次・原初・嚆矢・手始め・事始め・まず・優先・初しょっ端ぱな・先立ち・当初・初期・初頭・始期・早期・劈頭へきとう・冒頭・出出でだし・滑り出し・初手・出端ではな・端はな・端はし・口開け・取っ付き・頭あたま・のっけ・スタート・取り敢えず・差し当たり・ひとまず・当座・序の口・皮切り・第一歩・第一声・始まり・始まる・始める・発端・端緒・濫觴らんしょう・権輿けんよ・起こり・緒・とば口・取っ掛かり・開始・幕開き・開幕・立ち上がり・口切り・最優先・何をおいても・何はさておき・何はともあれ・口火を切る・先ず以て/(2)長ちょう・長おさ・頭かしら・大将・主将・首領・親方・親分・親玉・棟梁・頭目・ボス・ドン・闇将軍/(3)一番・一等・一級・無上・至上・至高・最高・最上・最良・最善・随一・ぴか一・白眉はくび・ベスト・ナンバーワン・最も

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精選版 日本国語大辞典 「トップ」の意味・読み・例文・類語

トップ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] top )
  2. ① 第一位。首位。
    1. (イ) 競走・競泳で、一番前を走っている人。先頭。
    2. (ロ) ( 多くは「トップを切る」の形で用いて ) 何人もの人がある動作をする場合に、最初にそれをやった人。
      1. [初出の実例]「花屋敷の電光ニュウスは、一九三〇年の夏の浅草の、『断然トップを切った』のだ」(出典:浅草紅団(1929‐30)〈川端康成〉五二)
    3. (ハ) ( 成績・地位など ) 序列が一番上のもの。
      1. [初出の実例]「やがて松の家の芸者が立てつづけに土地での玉数のトップを切り」(出典:縮図(1941)〈徳田秋声〉時の流れ)
  3. ② 最上部。
    1. (イ) 塔の最上部。先端。てっぺん。頂上。
      1. [初出の実例]「此度は上へ上がらうと云ふから階子を登ってトップへ乗った」(出典:倫敦消息(1901)〈夏目漱石〉一)
    2. (ロ) 船の檣楼(しょうろう)。
      1. [初出の実例]「一本の檣(ほばしら)はトップ以上を失ひ」(出典:愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛大攻撃北洋艦隊全滅!)
    3. (ハ) 政界・財界・企業など、あるまとまりの中での最高の地位にある人。「トップ会談」
      1. [初出の実例]「その組織はトップが一定期間いなくても動いていくが」(出典:新西洋事情(1975)〈深田祐介〉東の秘書と西の秘書と)
  4. ③ 新聞で、紙面の最上段の右にあたる所。また、そこに掲載する記事や、雑誌の巻頭にのる、売り物記事。
    1. [初出の実例]「社会面のトップに、大きく文七の殺害事件が出てゐて」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)
  5. ④ 自動車や変速機つき自転車で、最高速度を出す時に用いるギヤ。
    1. [初出の実例]「セカンドからトップへ、ギヤを切りかえてアクセルを踏む」(出典:ぽんこつ(1959‐60)〈阿川弘之〉スピード・テスト)
  6. ⑤ ボート競技で、一番舵手。
    1. [初出の実例]「法科の艇舳(トップ)を漕いでゐる〈略〉茨木が」(出典:学生時代(1918)〈久米正雄〉競漕)
  7. ⑥ 洋服のウエストから上、また、上下分かれている服の上着をいう。⇔ボトム。
  8. ⑦ 紡績工程で、梳毛(そもう)して太い篠状にした繊維束をいう。
  9. ⑧ 「トップボール②」の略。

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百科事典マイペディア 「トップ」の意味・わかりやすい解説

トップ

羊毛を洗毛ののち,くしけずって不純物や短繊維を除去し,毛すじをそろえたスライバー(撚りをかけていない繊維束)。梳毛(そもう)紡績における中間製品。この状態で染色することをトップ染といい,各種の染色トップを配合して所望の色糸や霜降り糸を作ることができるので盛んに行われる。

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世界大百科事典(旧版)内のトップの言及

【直紡】より

…直紡においては,繊維をそろえて平行に並べて伸ばすカーディング操作が省略される。たとえば,トウからトップ(紡績原料)を作るには直紡機の一種であるパシフィックコンバーターが用いられる。この機械によって次のような操作でトップが作られる。…

【紡績】より

…(b)カーディング工程 カーディングしやすいように油を散布(給油)した後,繊維が長いのでローラーカードで丹念にくしけずり,綿よりかなり太いスライバーを作る。(c)梳毛工程 各種ギルでダブリングとドラフトを繰り返し,かつコーマーにかけて繊維の開繊,平行化,短繊維や雑物の除去を行い,トップ(スライバーの一種)を作る(図4)。カード以後,これまでの工程をトップ工程ともいう。…

※「トップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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