便便だらり(読み)ベンベンダラリ

デジタル大辞泉 「便便だらり」の意味・読み・例文・類語

べんべん‐だらり【便便だらり】

[副]だらだらといたずらに時間を過ごすさま。のんべんだらり。「便便だらり(と)日を送る」
[類語]便便のんべんだらりずぼらものぐさぐうたらだらしないしだらないぬらりくらりのらりくらりぬらくらのらくらだらだらちゃらんぽらん無精ルーズぶらぶらごろごろちんたら無気力だらけるのほほん風太郎ぷうたろうその日暮らしふしだら自堕落ずるける怠ける手を抜く手抜き骨惜しみのろのろもたもたぐずぐず投げ遣りレイジー怠慢怠惰無為拱手きょうしゅ横着怠るサボるイージーイージーゴーイング風の吹くまま気の向くまま油を売るまったり漫然たるむぬるま湯ぬるま湯につかるもさくさもさっともさもさのそりのさのさのそのそとぼとぼのこのこのっそりそろそろゆっくりのろまのっしのっしのしのし遅いのろいのろくさいまぬるいまのろいスロー緩慢とろいまだるいまだるっこいにぶ緩徐遅緩スローモー遅遅ぼやぼや鈍重どんとろとろぼちぼちぼつぼつぽつぽつ徐徐徐徐にじわじわじわりじわりじりじりのたりのたりのたりそろりゆるゆるのんびりゆったり悠然悠悠

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精選版 日本国語大辞典 「便便だらり」の意味・読み・例文・類語

べんべん‐だらり【便便だらり】

  1. 〘 副詞 〙べんべんだらだら(便便━)
    1. [初出の実例]「君が代やへんへんたらりかざりわら〈良信〉」(出典:俳諧・新続犬筑波集(1660)一一春)
    2. 「借(かし)本の日限を〈略〉便々(ベンベン)だらりと幾日も引づり」(出典談義本・華鳥百談(1748)五)

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