冒頭(読み)ボウトウ

デジタル大辞泉 「冒頭」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「冒頭」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐とう【冒頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 文章・談話の発端の言葉文句。また、それを述べること。
    1. [初出の実例]「是の一細事を以て後篇冒頭の第一回に添加するは」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)
    2. 「『戦争には必ず勝つ』と冒頭して」(出典:斜陽(1947)〈太宰治〉二)
  3. 物事の初め。前おき。
    1. [初出の実例]「いえ夫(それ)はほんの冒頭なので、本論は是からなのです」(出典吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)

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普及版 字通 「冒頭」の読み・字形・画数・意味

【冒頭】ぼう(ばう)とう

文首。清・李漁〔閑情偶寄、詞曲下、格局、家門〕予(われ)謂(おも)ふに、詞曲中開場の一折は、ち古頭、時破題なり。務めて開門見山(暢達明瞭)ならしむ。

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