デジタル大辞泉
「まあ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
まあ
- [ 1 ] 〘 副詞 〙
- ① 他のことも考えられるが、とりあえずそうしようという気持を込めて、ある行為をさし示す語。何はともあれ。まず。また、あきらめたり、なだめたりする気持を込めて、感動詞的に用いる。
- [初出の実例]「まあまって下さんせ」(出典:浄瑠璃・薩摩歌(1711頃)夢分舟)
- 「そんならマアいってから、後にまたはなしやせう」(出典:洒落本・妓者呼子鳥(1777)四)
- ② 完全にそうであるとはいえないが、ほぼそうであると認めつつ、ある状態をさし示す語。ともかく。多く消極的な評価や反発する気持のある場合に用いる。
- [初出の実例]「ごろじゃませ・仲人の目にはまあ美人」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))
- [ 2 ] 〘 感動詞 〙 意外性に驚いたり、心外として反発したりする時発する語。多くは、女性が用いる。「まあきれい」「まあひどい」
- [初出の実例]「そりゃアマアほんの事かへ」(出典:洒落本・妓者呼子鳥(1777)四)
まあ
- 〘 副詞 〙 =ま(今)[ 二 ]
- [初出の実例]「是はわたくしが二そくで御座ります。まあ二そくは宿におりますが」(出典:咄本・軽口御前男(1703)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 