好・誼(読み)よしみ

精選版 日本国語大辞典 「好・誼」の意味・読み・例文・類語

よし‐み【好・誼】

〘名〙
① 親しい交わり。また、それによる親しみや好意
書紀(720)雄略五年七月(図書寮本訓)「以て兄王(こきし)の好(ヨシミ)(別訓 よしひ)を脩むるなり」
② 人と人、事柄と事柄とのつながり。縁故因縁。いわれ。
平家(13C前)六「上野国に故帯刀先生義賢がよしみにて、田子の郡の兵共、皆したがひつきにけり」

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