絢爛(読み)ケンラン

デジタル大辞泉 「絢爛」の意味・読み・例文・類語

けん‐らん【×絢×爛】

[形動][文][ナリ]
1 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華絢爛」
2 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙ごいや凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。
「口を衝いて出る言葉々々がどれもこれも―な色彩に包まれていた」〈有島・或る女〉
[ト・タル][文][形動タリ]
1 1に同じ。「絢爛たる衣装」
2 2に同じ。「絢爛たる文体」
[派生]けんらんさ[名]
[類語]華やか・きらびやか・華麗・華美・豪華・豪勢・豪儀・豪奢ごうしゃ・はで・はでやか・華華しい・美美しい・輝かしい・眩しい・麗麗しい・華やぐ・ゴージャス・デラックス・ハイカラ・尤ゆう・優秀・優良・優等・精良・上等・上乗・上上・秀逸・特上・秀抜・見事・出色・天晴あっぱれ・最高・至高・目覚ましい・素晴らしい・物の見事・結構・上出来・絶妙・優れる・秀でる・錚錚そうそう・一角ひとかど・長たける・長ずる・一丁前・一人前・白羽しらはの矢が立つ・良質・粒選より・精選・厳選・特選・選より抜き・選えり抜き・選より抜く・選えり抜く・豪儀・傑作・すごい・出来映え・圧巻・水際立つ・抜群・不朽・抜きん出る・超絶・一級・絶品・逸品・極み・赫赫かくかく・見上げる・上手うわて・卓絶・飛び抜ける・ずば抜ける・図抜ける・断トツ・玄人跣くろうとはだし・一頭地を抜く・光彩・至妙

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精選版 日本国語大辞典 「絢爛」の意味・読み・例文・類語

けん‐らん【絢爛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ )
  2. ① きらきらと光り輝いて美しいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「或は金糸或は各色の絹糸にて物象を彩模し、絢爛として最も美なるあり」(出典:日本風俗備考(1833)一七)
  3. ② 詩歌や文章の表現に修飾が加えられて鮮やかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其は極て絢爛(ケンラン)な手法を用ひながら、優に又惆悵(ちうちゃう)の音色を伝へるので」(出典:恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉二三)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐与姪書〕

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普及版 字通 「絢爛」の読み・字形・画数・意味

【絢爛】けんらん

きらびやか。〔竹坡詩話、二〕東坡(軾)嘗(かつ)て書り、其の姪に與へて云ふ、大(おほよ)そを爲(つく)るに、當(まさ)に氣象崢(さうくわう)、色絢爛たらしむべし。漸く老い漸く熟して、乃ち澹(へいたん)に(いた)ると。

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