デジタル大辞泉
「鈍重」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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どん‐じゅう‥ヂュウ【鈍重】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )
- ① 性質や動作、反応などが、にぶく、のろいこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「煤け切ったやうな鈍重な眼を」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉)
- ② 雰囲気や状態などが、けだるく不活発なこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「その浅い酔ひが却っていつ迄も顔に火照って、へんに春らしい鈍重な気分だった」(出典:蓼喰ふ虫(1928‐29)〈谷崎潤一郎〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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