デジタル大辞泉 「来」の意味・読み・例文・類語
らい【来〔來〕】[漢字項目]
[学習漢字]2年
1 こちらにくる。近づいてくる。「来意・来客・来信・
2 これまで経てくる。起こりきたる。「来由・来歴/由来」
3 過去のある時点から今まで。このかた。「以来・元来・近来・古来・在来・
4 時間的に、これからくる。「将来・未来」
5 今の次の。「来月・来週・来春・来世・来年」
[名のり]き・く・こ・な・ゆき
[難読]
( 1 )命令形は古くは「よ」を伴わないで「こ」だけで用いられた。平安時代には「こよ」も見られるが、「こ」だけの方が優勢である。「こい」が用いられるようになるのは室町時代頃か。
( 2 )過去の助動詞「き」へ続く場合は変則で、終止形「き」には続かない。連体形の「し」、已然形の「しか」には未然形「こ」、連用形「き」の両方とも続くが「こ」から続く方が優勢である。「かた時のあひだとて、かの国よりまうでこしかども〔竹取〕」「みやこ出でて君にあはんとこしものをこしかひもなくわかれぬるかな〔土左‐承平四年一二月二六日〕」など。
( 3 )江戸時代以降、未然形に「き」の形が現われることがまれにある。「ゑりわざ尋ねて来(キ)られた者を〔滑稽本・田舎草紙‐四〕」「顔を洗ふ湯も汲んできなければならない〔橇〈黒島伝治〉三〕」など。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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