緑[区](読み)みどり

百科事典マイペディア 「緑[区]」の意味・わかりやすい解説

緑[区]【みどり】

相模原市西部を占める区。2010年4月,相模原市が政令指定都市となり,中央区,区とともに区設置。相模原市の面積の7割以上を占める広大な区域有し,合併前の津久井郡相模湖町,津久井町,城山町,藤野町の範囲を含む。西部は豊かな自然に恵まれ,点在するダム湖を核とした観光地がある。東部横浜線から相模線,京王相模原線が分岐し国道16号線,129号線,413号線の結節点で区役所のある橋本を中心に,住宅地や工業地が広がる。253.68km2。17万6192人(2010)。

緑[区]【みどり】

神奈川県横浜市北西部の区。多摩丘陵東部の台地を占め,農村地帯であったが,1955年ごろから宅地化が進み,1969年港北区から分区して成立,さらに1994年港北区の一部と合わせて,青葉区,都筑(つづき)区が新設された。横浜線,東急田園都市線,市営地下鉄,東名高速道路などが通じる。25.51km2。17万7631人(2010)。

緑[区]【みどり】

愛知県名古屋市南東端の区。伊勢湾に注ぐ天白川左岸の丘陵地を占め,有松絞で有名な鳴海,有松地区を含む。集約的な近郊農業地域であったが,名鉄名古屋本線,東海道本線,市営地下鉄桜通線,西南部に伊勢湾岸自動車道,名古屋第二環状自動車道,名古屋都市高速,知多半島道路が通じ,一般機器,金属,輸送用機器などの工業が行われ,住宅地化が著しい。37.91km2。22万9592人(2010)。

緑[区]【みどり】

千葉県千葉市南東部の区。1992年区制。区域の中央をJR外房線が東西に走り,鎌取誉田(ほんだ),土気(とけ)の各駅沿いに町並が広がる。同線北側は古くからの農業地域,南側は南東部・土気南地区に大規模な宅地造成が進む。1995年千葉急行電鉄(現京成千原線)が延長され,区内に2駅が新設された。標高約100mの土気台地の先端ユースホステルやキャンプ場などのある総合公園・昭和の森(面積約101ha),あすみが丘ニュータウンがある。人口は1990年から急増した。66.25km2。12万1921人(2010)。

緑[区]【みどり】

埼玉県さいたま市の南東部を占める区。2003年区制。旧浦和市の東部に位置し,武蔵野線,埼玉高速鉄道,東北自動車道が通じる。見沼通船堀,埼玉スタジアムがある。26.44km2。11万118人(2010)。

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