夏(隋末)(読み)か

世界大百科事典(旧版)内の夏(隋末)の言及

【竇建徳】より

…里長(100戸の長)の経験をもつ在地有力農民であったが,611年(大業7)煬帝(ようだい)の高句麗遠征の強行に抗して群盗に身を投じた。のち任俠的人柄と果敢な行動力によって頭角を現し,618年農民から士人層におよぶ広範な支持を背景に,河北のほぼ全域を領有する夏を建国。領内をよく治め,の最大の敵となるが,621年(武徳4)の虎牢関(河南省)の戦闘に敗れ,殺された。…

※「夏(隋末)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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