両全(読み)リョウゼン

デジタル大辞泉 「両全」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぜん〔リヤウ‐〕【両全】

両方とも完全であること。また、二つとも完全にすること。「忠孝両全」「一挙両全
[類語]完全完璧かんぺき万全十全満点金甌きんおう無欠完全無欠百パーセントパーフェクト全くまった文句なし大丈夫無傷間然かんぜんする所がない水も漏らさぬ非の打ち所がない

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精選版 日本国語大辞典 「両全」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ぜんリャウ‥【両全】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 両方ともに完全であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「是敵によって転化し、どちらも外さぬ両全のはかりこと」(出典:浄瑠璃・信州川中島合戦(1721)二)
    2. 「凡物両全を欠く」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)五)
    3. [その他の文献]〔晉書‐周処伝〕

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普及版 字通 「両全」の読み・字形・画数・意味

【両全】りようぜん

両可

字通「両」の項目を見る

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