デジタル大辞泉 「豊富」の意味・読み・例文・類語
ほう‐ふ【豊富】
[派生]ほうふさ[名]
[類語]一杯・沢山・多く・多い・
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
北海道北部,宗谷支庁天塩郡の町。人口4378(2010)。東は宗谷丘陵西部を占め,西は天塩平野の一部をなすサロベツ原野で兜(かぶと)沼,ペンケ沼(とう)など大小の沼が散在する。宗谷地方で最も酪農が盛んで,1戸当り乳牛約50頭の多頭飼育が行われる。炭田,油田,ガス田があるが,炭鉱と油井は廃され,わずかに天然ガスが発電に利用される。1926年の石油試掘中に噴出した豊富温泉(食塩泉,40℃)は道北観光の基地。6~8月にワタスゲやエゾカンゾウなどの湿原植物が咲くサロベツ原野の原生花園や,その西に続く稚咲内(わつかさかない)原始砂丘林と湖沼群は利尻礼文サロベツ国立公園に属する。JR宗谷本線,国道40号線が通じる。
執筆者:奥平 忠志
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
山梨県中部、東八代郡(ひがしやつしろぐん)にあった旧村名(豊富村(むら))。現在は中央(ちゅうおう)市の南部を占める一地区。旧豊富町は2006年(平成18)中巨摩(なかこま)郡玉穂(たまほ)町、田富(たとみ)町と合併し市制施行、中央市となった。旧村域は甲府盆地の南縁、御坂(みさか)山地の北麓(ろく)曽根丘陵(そねきゅうりょう)上にある。北部を国道140号が通じる。耕地の大半は畑でその72%が桑園で占められ、養蚕を主体とする農業を営む県内屈指の養蚕村であったが、生糸(きいと)価格の低迷により果樹、野菜栽培への転換を図っている。桑園は現在ほとんどみられない。丘陵上には古墳や出土品が多い。
[横田忠夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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