デジタル大辞泉
「穏当」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おん‐とうヲンタウ【穏当】
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙
- ① 物事がむりなく、よく道理にかなっているさま。妥当なさま。〔運歩色葉(1548)〕
- [初出の実例]「何うしてもっと穏当に私を観察して下さらないのでせう」(出典:道草(1915)〈夏目漱石〉二一)
- [その他の文献]〔杜牧‐宣州留贈詩〕
- ② 柔順で人に逆らわないさま。おだやかで、すなおなさま。のんびりしているさま。おんと。
- [初出の実例]「唐人の老人や詩人文人貧者は馿にのるぞ馬上で詩句を案ずるぞ、おんたうではやうないほどに物を案ずるによいぞ」(出典:玉塵抄(1563)一四)
- 「全体あの子僧は私の末っ子でチトおんとうで困ります」(出典:滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「穏当」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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