熱血(読み)ネッケツ

デジタル大辞泉 「熱血」の意味・読み・例文・類語

ねっ‐けつ【熱血】

熱い血潮。また、血がわきたつような激しい情熱。熱烈な意気込み。「熱血を注ぐ」
[類語]気炎情熱的意欲的精力的熱狂的熱情的白熱的エネルギッシュ激越狂熱熱烈烈烈熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタル活発快活精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのようバイタリティー生き生ききゃぴきゃぴいけいけのりのりぴちぴち溌剌はつらつ生生せいせいビビッド野心満満建設的積極的肯定的自主的発展的能動的計画的前向きポジティブ奮って自発的主体的意図的進取進んで我勝ち我先我も我もしゃにむにアクティブアグレッシブ自ら身を以てダイレクト作為作為的あえてえいやっと我劣らじと強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰腰を入れる入れ込むひたむきもりもり盛ん鬱然澎湃ほうはい勃勃油然ゆうぜん湧然沸沸むくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐く肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

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精選版 日本国語大辞典 「熱血」の意味・読み・例文・類語

ねっ‐けつ【熱血】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 体温のまだなくなっていない生血
    1. [初出の実例]「熱血 ネッケツ イキヂ」(出典:新撰字解(1872)〈中村守男〉)
    2. [その他の文献]〔宋无‐戦城南〕
  3. あつくたぎるような血。また、熱烈な精神、意気。激しい情熱。
    1. [初出の実例]「揮嗔拳熱血、則且恕最耐」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・信州諏方白華山慈雲禅寺語録)
    2. 「熱血を吐露して著述したる書籍も」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉序)

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普及版 字通 「熱血」の読み・字形・画数・意味

【熱血】ねつけつ

熱い血。また、心の昂揚した状態をいう。清・呉偉業〔賀新郎、病中感有り〕詞 吾がを將(もつ)て治しし 耿耿(かうかう)たる胸中の熱血 待ち灑(そそ)ぎて西風殘に向はん

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