熱血(読み)ネッケツ

デジタル大辞泉 「熱血」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「熱血」の意味・読み・例文・類語

ねっ‐けつ【熱血】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 体温のまだなくなっていない生血
    1. [初出の実例]「熱血 ネッケツ イキヂ」(出典:新撰字解(1872)〈中村守男〉)
    2. [その他の文献]〔宋无‐戦城南〕
  3. あつくたぎるような血。また、熱烈な精神、意気。激しい情熱。
    1. [初出の実例]「揮嗔拳熱血、則且恕最耐」(出典:宝覚真空禅師録(1346)乾・信州諏方白華山慈雲禅寺語録)
    2. 「熱血を吐露して著述したる書籍も」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉序)

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普及版 字通 「熱血」の読み・字形・画数・意味

【熱血】ねつけつ

熱い血。また、心の昂揚した状態をいう。清・呉偉業〔賀新郎、病中感有り〕詞 吾がを將(もつ)て治しし 耿耿(かうかう)たる胸中の熱血 待ち灑(そそ)ぎて西風殘に向はん

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