デジタル大辞泉
「霊」の意味・読み・例文・類語
ち【▽霊】
[語素]自然の事物などの名詞の下に付いて、それが神秘的な力をもつ意を表す。「いかず霊(雷)」「おろ霊(大蛇)」「みず霊(水霊)」
たま【霊/▽魂/×魄】
「たましい1」に同じ。「肝っ―」「人―」
「空蝉のからは木ごとにとどむれど―のゆくへを見ぬぞかなしき」〈古今・物名〉
りょう〔リヤウ〕【霊】
たたりをなす生き霊や死霊。怨霊。
「このごろかくわづらふを、もの問はせつれば、女の―となむ言ひつる」〈宇津保・あて宮〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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れい【霊・灵】
- 〘 名詞 〙
- ① 肉体に宿って肉体を支配し、また、肉体を離れても存在すると考えられる精神的本体。霊魂。たましい。たま。
- [初出の実例]「『此の蔵、先祖の御れい開かせ給へ』と祈り給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開上)
- [その他の文献]〔諸葛亮‐前出師表〕
- ② 人知ではかり知ることのできない力のあるもの。目に見えない不思議な働きのあるもの。
- [初出の実例]「人は万物の霊にして能く言語し又事物を考ふる智を具ふるものなり」(出典:小学読本(1884)〈若林虎三郎〉二)
- [その他の文献]〔書経‐泰誓上〕
りょうリャウ【霊】
- 〘 名詞 〙 たたりをなす生霊(いきりょう)・死霊など。怨霊(おんりょう)。ろう。
- [初出の実例]「陰陽師なども、おほくは、女のりゃうとのみ、うらなひ申しければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)
ろうラウ【霊】
- 〘 名詞 〙 死霊(しりょう)、または生霊(いきりょう)。たたりをなすれい。りょう。
- [初出の実例]「この御生霊、故父大臣の御らうなどいふ者あり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)
ち【霊】
- 〘 造語要素 〙 神や自然の霊の意で、神秘的な力を表わす。「みずち(水霊)」「のつち(野霊)」「いかずち(雷)」「おろち(大蛇)」。「わたつみ」「やまつみ」「ほほでみ」の「み」と同じ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「霊」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の霊の言及
【聖霊】より
…霊は一般に超自然的な働きをもち,特定の宗教であるなしにかかわらず精神や身体に働きかけて,これに生命と特殊な力とを付与するものと考えられた。霊の働きはふつう宗教と共同体とに制約され,霊能者はその中でしか生まれないと見られるが,その制約と価値づけを超えるのが霊の特質でもあるので,非論理(パラロジカル)であるだけでなく,悪霊ともいっしょになって働くのである。…
※「霊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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