くだくだしい(読み)クダクダシイ

デジタル大辞泉 「くだくだしい」の意味・読み・例文・類語

くだくだ‐し・い

[形][文]くだくだ・し[シク]同じことを何度も繰り返したりして、長ったらしいさま。「―・い説明」
[派生]くだくだしさ[名]
[類語]世話煩雑面倒めんどう厄介手数てかず・てすう複雑煩瑣はんさ難しいうるさい煩わしい面倒臭いややこしいやかましいうっとうしいこうるさい気詰まりしち面倒しち面倒臭い難儀煩多錯雑錯綜さくそうしち難しい入り組んだ込み入った手が込んだ気が重い気が進まない気乗り薄うんざり億劫おっくう渋る投げ遣り大儀懶惰らんだ横着怠慢怠惰不精懈怠けたい世話が焼ける手が掛かる冗長繁簡ごたごたもつれる入り乱れる紛糾ごっちゃ乱雑雑然やいのやいのああ言えばこう言う揚げ足を取るあつらう言いたい放題言い立てるうるさ型鸚鵡おうむ返しかき口説くがたがたがみがみくそみそくだくだぐだぐだ口うるさい口が減らない口が悪い口汚い口さがない口幅ったい口任せ口やかましいくどいくどくどくどくどしいクレーマーけちを付ける喧喧囂囂けんけんごうごう口角泡を飛ばすごてごて小やかましい懇懇嘖嘖さくさく舌長しちくどい四の五の重箱の隅をつつく諄諄じゅんじゅん針小棒大ずけずけずばずばたらたらちくちく喋喋ちょうちょう丁丁発止つべこべ滔滔とうとうどうのこうのとやかくなんのかのねちねちねっちりぶすぶすぶつくさぶつぶつべちゃくちゃぺちゃくちゃぼろくそまくし立てる回りくどい耳に胼胝たこができる蒸し返すやいやいやかまし屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「くだくだしい」の意味・読み・例文・類語

くだくだ‐し・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]くだくだ〘 形容詞シク活用 〙 事が繁雑でわずらわしい。こまかすぎていやだ。しつっこい。くだらし。くどくどしい。
    1. [初出の実例]「是に阿利斯等、其の細(くは)しく砕(クタクタシキ)ことを、事(わさ)と為て」(出典日本書紀(720)継体二四年九月(前田本訓))
    2. 「私がクダクダしく書くには及ばないでしょう」(出典:安吾新日本地理(1951)〈坂口安吾〉飛鳥の幻)

くだくだしいの派生語

くだくだし‐げ
  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙

くだくだしいの派生語

くだくだし‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む