やれやれ(読み)ヤレヤレ

デジタル大辞泉 「やれやれ」の意味・読み・例文・類語

やれ‐やれ

[感]《「やれ」を重ねていう語》
1 困難や不安が解決したとき、大きな感動を覚えたときなどに発する語。「やれやれ、これで安心」「やれやれ、たいへんな人もいたものだ」
2 予期しない困難に出あったとき、疲労・落胆したときなどに発する語。「やれやれ、困ったことになったぞ」「やれやれ、いやになってしまった」
3 他人の不幸などに同情して発する語。「やれやれ、かわいそうに」
4 呼びかけるときに発する語。おいおい。
「何かあとから―と呼ぶから」〈咄・鯛の味噌津〉
[類語]えんやらやっと・やっとのことで・どうにかこうにか・どうにか・やっと・ようやく・何とか・かろうじて・からくも・危うく・すんでのところ・間一髪・危なく・すんでのこと・すんでに・あわや・九死に一生を得る・すれすれ・ようよう・ようやっと・どうかこうか・かつがつ・どうやらこうやら・曲がりなりにも・まあ・まあまあ・よっぽど・かなり・なかなか・わりあい・わりかた・わりかし・割に・比較的・まずまず・かすかす・どうやら・なんとかかんとか・そこそこ・それなり・増し・次善・可・セカンドベスト・ベター・及第・無難・ほどほど・捨てたものではない・満更まんざらでもない・まだしも・まだ・未いまだし・未いまだ・不徹底・不十分・及ばずながら・不全・不完全・どうなりこうなり・一応・急場しのぎ・当座しのぎ・一時しのぎ・その場しのぎ・最早もはや・畢竟ひっきょう・結局・やはり・所詮・どの道・いずれにしても・結句・遂に・とどのつまり・詰まるところ・帰するところ・詮ずるところ・要するに・いずれ・どうせ・つまり・とうとう・いよいよ・挙げ句・挙げ句の果て・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・どっち道・とにかく・何しろ・何せ・何分なにぶん・何分なにぶんにも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ・遅ればせ・思い通り・やっとこさ・やっとこせ・やっとこ・からがら・命からがら・心ならず・一杯一杯・精一杯・たかだか・せめて・せめても・首の皮一枚・ぎりぎり・ほうほうの体てい・滑り込み・漕ぎ着ける・冷や汗をかく・危機一髪・きわどい・薄氷を履ふむ・サバイバル・虎口を脱する・命冥加・一髪・一髪千鈞せんきんを引く・とりあえず・ひとまず・間に合わせる・何はさておき・何はともあれ・差し当たり・まんまと

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精選版 日本国語大辞典 「やれやれ」の意味・読み・例文・類語

やれ‐やれ

  1. 〘 感動詞 〙
  2. ① 人を呼ぶ時にいうことば。特に、目下の者を呼ぶ時に用いる。やいやい。
    1. [初出の実例]「やれやれ千手か忠光か、〈略〉して先敵は討とめしか」(出典:浄瑠璃・蝉丸(1693頃)四)
  3. ② 感動した時に発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれ、かたじけなひ、たもんでんのふくありのみを下された」(出典:虎明本狂言・連歌毘沙門(室町末‐近世初))
  4. ③ ほっとした時に発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれと実はこの通り汗をびっしょりかきましてな」(出典:見知らぬ人(1936)〈真船豊〉一)
  5. ④ がっかりした時や、しくじった時、あきれた時などに発することば。
    1. [初出の実例]「やれやれにがにがしひ事じゃ、某がまじなひをしった、なをいてやらふ」(出典:虎明本狂言・痺(室町末‐近世初))

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世界大百科事典(旧版)内のやれやれの言及

【取引所】より

…また,値がつかない状態を,売りの場合〈やり気配〉,買いの場合〈かい気配〉という。 やれやれ買った株が当初の思惑どおりいかず値下がりしてしまい,長い間もったあとその株が上昇し,買値またはそれより多少上の水準で売ること。〈やれやれ売り〉ともいう。…

※「やれやれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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