勃勃(読み)ボツボツ

デジタル大辞泉 「勃勃」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐ぼつ【勃勃】

[ト・タル][文][形動タリ]物事が勢いよくわき起こるさま。「勃勃たる勇気」
雄心―として禁ずる能わずだ」〈魯庵社会百面相
[類語]盛ん隆隆りゅうりゅう鬱然うつぜん澎湃ほうはい油然ゆうぜん湧然ゆうぜん沸沸ふつふつもりもりむくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐くエネルギッシュ活発快活精力的あぶらが乗る水を得た魚のよう情熱的意欲的

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精選版 日本国語大辞典 「勃勃」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐ぼつ【勃勃】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 物事がさかんに起こるさま。
    1. [初出の実例]「世話字尽〈略〉勃々(ボツボツ)」(出典:続無名抄(1680)下)
    2. 「英気勃々(ボツボツ)として」(出典:初恋(1889)〈嵯峨之屋御室〉)
    3. [その他の文献]〔法言‐淵騫〕

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普及版 字通 「勃勃」の読み・字形・画数・意味

【勃勃】ぼつぼつ

盛んなさま。

字通「勃」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の勃勃の言及

【赫連勃勃】より

…代々劉氏を称してオルドス地方の諸部族を統率,父の衛辰は後秦に仕え,北魏に敗れて殺された。勃勃は407年後秦より独立して大夏国を建設,天王・大単于と号した。418年関中を平定して皇帝を称した。…

※「勃勃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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