勃勃(読み)ボツボツ

デジタル大辞泉 「勃勃」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐ぼつ【勃勃】

[ト・タル][文][形動タリ]物事が勢いよくわき起こるさま。「勃勃たる勇気」
「雄心―として禁ずる能わずだ」〈魯庵社会百面相
[類語]盛ん隆隆りゅうりゅう鬱然うつぜん澎湃ほうはい油然ゆうぜん湧然ゆうぜん沸沸ふつふつもりもりむくむくみなぎるみなぎらすあふれる燃え上がる沸き上がる沸き立つ込み上げるたぎる高ぶる発揚燃える燃え立つ鼻息が荒い血気にはや奮い起こす奮い立つ気を吐くエネルギッシュ活発快活精力的あぶらが乗る水を得たうおのよう情熱的意欲的野心満満精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティック建設的積極的肯定的自主的発展的能動的計画的前向きポジティブ熱狂的熱情的白熱的激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートホットバイタルバイタリティー生き生き溌剌はつらつ生生せいせいビビッド奮って自発的主体的意図的進取進んで我勝ち我先我も我もしゃにむにアクティブアグレッシブ自ら身を以てダイレクト作為作為的あえてえいやっと我劣らじと強気強引押して努めて曲げて断固断然思い切ってるか反るか思う様思う存分存分思いのまま力一杯精一杯率先果敢惜しみない意気込む本腰腰を入れる入れ込むひたむき肩肘かたひじ張る勢い込む気張る張り切る腕が鳴る腕にりをかけるハッスルしたり顔自慢顔自慢たらしい胸を張る得意満面得意顔有頂天意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるどや顔手柄顔天狗になる見得を切る大見得を切る

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精選版 日本国語大辞典 「勃勃」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐ぼつ【勃勃】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 物事がさかんに起こるさま。
    1. [初出の実例]「世話字尽〈略〉勃々(ボツボツ)」(出典:続無名抄(1680)下)
    2. 「英気勃々(ボツボツ)として」(出典:初恋(1889)〈嵯峨之屋御室〉)
    3. [その他の文献]〔法言‐淵騫〕

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普及版 字通 「勃勃」の読み・字形・画数・意味

【勃勃】ぼつぼつ

盛んなさま。

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世界大百科事典(旧版)内の勃勃の言及

【赫連勃勃】より

…代々劉氏を称してオルドス地方の諸部族を統率,父の衛辰は後秦に仕え,北魏に敗れて殺された。勃勃は407年後秦より独立して大夏国を建設,天王・大単于と号した。418年関中を平定して皇帝を称した。…

※「勃勃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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