増し(読み)マシ

デジタル大辞泉 「増し」の意味・読み・例文・類語

まし【増し】

[名]
ますこと。ふえること。
「少し急ぎの事でもあり―(=割増料)は上げようほどに」〈一葉十三夜
割合数量期間などを表す語に付いて、その分だけふえることを示す。「二割増しの売り上げ」
[形動][文][ナリ]どちらかといえば他よりすぐれているさま。まさっているさま。「もう少し増しな案はないか」「これでもないより増しだ」
[類語]まあよっぽどかなりなかなかわりあいわりかたわりかし割に比較的まずまずどうにかこうにかどうかこうかどうやらこうやら曲がりなりにもかすかすどうやらなんとかかんとかなんとかようやっとどうにかかろうじて辛くもそれなりやっとやっとこさようやくあやうく危なく次善まあまあそこそこまずまずセカンドベストベター及第無難副次的二次的二義的ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもないまだしもまだえんやらやっとやっとのことでようようすんでのところ間一髪かつがつすんでのことすんでにあわや九死に一生を得るすれすれいまだしいま不徹底不十分及ばずながら不全不完全どうなりこうなり一応急場しのぎ当座しのぎ一時しのぎその場しのぎ最早もはや畢竟ひっきょう結局やはり所詮どの道いずれにしても結句遂にとどのつまり詰まるところ帰するところ詮ずるところ要するにいずれどうせつまりとうとういよいよ挙げ句挙げ句の果て差し詰め究竟きゅうきょう果ては何と言ってもどっち道とにかく何しろ何せ何分なにぶん何分なにぶんにもなんにせよともかくともかくもともあれとまれとにもかくにもそれはともあれ遅かれ早かれ善かれ悪しかれほとんど遅ればせ思い通りやっとこせやっとこからがら命からがら心ならず一杯一杯精一杯たかだかせめてせめても首の皮一枚ぎりぎりほうほうのてい滑り込み漕ぎ着ける冷や汗をかく危機一髪きわどい薄氷をサバイバル虎口を脱するやれやれ命冥加一髪一髪千鈞せんきんを引くとりあえずひとまず間に合わせる何はさておき何はともあれ差し当たりまんまと

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精選版 日本国語大辞典 「増し」の意味・読み・例文・類語

まし【増・勝・優】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ます(増)」の連用形名詞化 )
  2. 増すこと。ふえること。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕
  3. つけ加えてさらに多くすること。割増しをすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「造り物も同。ましの日、雨降りて、舞台引かる」(出典:申楽談儀(1430)補遺)
  4. ( 形動 ) 他と比較してまさっていること。どちらかといえば他よりも、いい状態にあること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「此も好と思てとれかましやらう不知様なをは、とれをも戴たそ」(出典:史記抄(1477)三)
    2. 「この家ももっとましな暮し向きが立っていただろう」(出典:忘却の河(1963)〈福永武彦〉一)

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