湧然・涌然(読み)ゆうぜん

精選版 日本国語大辞典 「湧然・涌然」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐ぜん【湧然・涌然】

〘形動タリ〙 水などのわき出るさま。また、声などが盛んにわき起こるさま。
自由太刀余波鋭鋒(1884)〈坪内逍遙訳〉五「勢さながら沸のぼる、潮のごとく涌然(ユウゼン)として、比利比原に攻寄せたり」

よう‐ぜん【湧然・涌然】

〘形動タリ〙 (「よう」は「湧」「涌」の漢音) ⇒ゆうぜん(湧然)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android