上等(読み)ジョウトウ

デジタル大辞泉 「上等」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とう〔ジヤウ‐〕【上等】

[名・形動]
1 物の品質や出来ばえなどが、すぐれてよいこと。また、そのさま。優秀。「上等な品」⇔下等。
2 申し分がないさま。結構。上出来。満足。「マラソンで10着に入れば上等だ」
3 等級が上であること。等級が上のもの。
「船賃は―にて十円か十五円」〈福沢・福翁自伝〉
[補説]2は、「喧嘩上等」「左遷だって。上等じゃないか」のように、一般には避けるのが普通の物事に向こう見ずに飛びついたり、落胆するような場面でそれがどうしたと居直ったりする気分で使うことがある。
[派生]じょうとうさ[名]
[類語](1)(3)高級・一流・高等・高度・高次・高段・上級・上質・最高級・極上・最上・特上・特等・特級・ハイレベル・ハイブロー・ハイクラス・ハイスペック・ハイクオリティー・ハイグレード・トップクラス・ハイエンド・ハイソ・ハイソサエティー・エグゼクティブ・良質・良い・優良・佳良・純良・良好・尤ゆう・優秀・優等・精良・上乗・上上・秀逸・特上・秀抜・見事・出色・天晴あっぱれ・最高・至高・目覚ましい・素晴らしい・物の見事・結構・上出来・輝かしい・絶妙・華華しい・美美しい・輝かしい・麗麗しい・ゴージャス・デラックス・優れる・秀でる・錚錚そうそう・一角ひとかど・長たける・長ずる・一丁前・一人前・白羽しらはの矢が立つ・粒選より・精選・厳選・特選・選より抜き・選えり抜き・選より抜く・選えり抜く・豪儀・華やか・きらびやか・絢爛けんらん・華麗・華美・豪華・豪勢・豪奢ごうしゃ・傑作・すごい・出来映え・圧巻・水際立つ・抜群・不朽・抜きん出る・超絶・一級・絶品・逸品・極み・赫赫かくかく・見上げる・上手うわて・卓絶・飛び抜ける・ずば抜ける・図抜ける・断トツ・玄人くろうとはだし・一頭地を抜く・光彩・至妙/(2)見事・立派・上上・上乗・結構

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精選版 日本国語大辞典 「上等」の意味・読み・例文・類語

じょう‐とうジャウ‥【上等】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 上の等級。上位。
    1. [初出の実例]「領二上等与大車一」(出典:法華義疏(7C前)三)
    2. 「上等(トウ)の婦人は、一人で歩行する事も出来ず」(出典:文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初)
    3. [その他の文献]〔周礼‐秋官・司儀〕
  3. ② 特に乗物や催しもので、その室料、席料、切符の値段などの高いもの。
    1. [初出の実例]「乗り合ひの賃銭は上等中等を別にして」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一四)
  4. ③ ( 形動 ) 物などの状態、性質、品質、また、品性などが優れていること。立派なこと。また、そのさま。優等。
    1. [初出の実例]「我上等(〈注〉ナカデヨキ)の衣服首飾、常に債(おひめ)の家に当て遣りて」(出典:読本・英草紙(1749)四)

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普及版 字通 「上等」の読み・字形・画数・意味

【上等】じようとう

上位。

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