紫(■1)(読み)しこう

世界大百科事典(旧版)内の紫(■1)の言及

【臙脂】より

…杜甫の〈曲江にて雨に対す〉と題する詩句に〈林花,雨を著(つ)けて臙脂落ち,水荇(すいこう),風に牽(ひ)きて翠帯長し〉とある臙脂はこれを指す。 つぎに紫鉱は,紫(しこう)ともいいラックカイガラムシ(現在の中国名は紫膠虫)の分泌物からとれた染料のことである。唐の段成式の《酉陽雑俎(ゆうようざつそ)》によれば,真臘(カンボジア)産で,真臘では〈勒佉(ろくこ)〉と称したという。…

※「紫(■1)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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