顕著(読み)ケンチョ

デジタル大辞泉 「顕著」の意味・読み・例文・類語

けん‐ちょ【顕著】

[形動][文][ナリ]際立って目につくさま。だれの目にも明らかなほどはっきりあらわれているさま。「顕著業績」「徴候顕著に現れる」
[類語]はっきりくっきりありありまざまざしか明らかきわやか定かさやか鮮やか明瞭めいりょう鮮明分明顕然歴然歴歴瞭然りょうぜん亮然りょうぜん判然画然かくぜん截然せつぜん目立つ引き立つ際立つ水際立つ著しいめぼしい光る目を引く人目を引く人目につく目に立つ見るから明快平明簡明明晰明白明明白白端的めっきり浮き彫りクリア明確明解自明彷彿鮮烈一目瞭然手に取るようたなごころを指すまがう方ない隠れもない火を見るよりも明らか目に見える言わずと知れた紛れもないひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない群を抜く卓抜卓出卓越卓絶逸出素晴らしい素敵見事立派最高絶妙秀逸結構目覚ましい輝かしい妙なるえも言われぬ上手巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い上出来上上物の見事結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人はだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「顕著」の意味・読み・例文・類語

けん‐ちょ【顕著】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 際立って目につくさま。著しいさま。けんじゃく。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「盃の中に都へいさと如此二之盃に分て書之、此段余顕著不上意云々」(出典実隆公記‐長享二年(1488)一二月一五日)
    2. 「彼は其働きの顕著(ケンチョ)な力に気が付いてゐる丈で」(出典:明暗(1916)〈夏目漱石〉一四一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐荀悦伝〕

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普及版 字通 「顕著」の読み・字形・画数・意味

【顕著】けんちよ

著明

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