痺れる(読み)シビレル

デジタル大辞泉 「痺れる」の意味・読み・例文・類語

しび・れる【×痺れる】

[動ラ下一][文]しび・る[ラ下二]
からだの一部または全体感覚が失われ、自由がきかなくなる。「正座して足が―・れる」
電気などを感じてびりびりふるえる。「感電して―・れた」
心を奪われてうっとりとする。強烈な刺激を受けて陶酔する。「ジャズ演奏に―・れる」
[類語](1麻痺攣る/(3陶酔酔う酔いれるひたうっとりする恍惚こうこつ陶然とろける文句無し完全完璧万全十全両全満点金甌きんおう無欠完全無欠百パーセントパーフェクト全くまった大丈夫無傷間然する所がない水も漏らさぬ非の打ち所がないもってこいタイムリー有り難いうれしいおんの字重宝有用有益絶好願ったり叶ったり願ってもない渡りに船格好頃合いあつらえ向き打って付けぴったり好個好適適する適う適える合う沿うそぐう適合適当合致即応同調フィット相応しか即する肌が合うくみし易いしかるべきマッチ究竟くっきょう合い口合目的リーズナブル好条件見合う匹敵言い得て妙あたかもよし三拍子そろ似合わしいジャストミート思いがけない当を得る馬が合う息が合う順当どんぴしゃり所を得る最適つぼにはまる水を得たうおのよう結構尽くめ言う事無し見事満足八方好し言うに及ばずコンプリートこよなく上上鮮やか圧巻あっぱれうはうは上手えも言わずえも言われぬオールマイティー会心神業冠絶際立つ群を抜く傑出秀逸充足手練称賛上出来ずば抜ける卓出卓絶卓抜ける達成感超人的長ずる超絶天才的得意顔特出突出抜きん出る迫真抜群不朽水際立つ満ち足りる物の見事

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精選版 日本国語大辞典 「痺れる」の意味・読み・例文・類語

しび・れる【痺】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]しび・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 体の全体または一部の感覚がなくなり、運動の自由がきかなくなる。
    1. [初出の実例]「痱はしびるるやまいぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)賈誼第十八)
  3. 正常な思考能力や感情気力が麻痺する。激しく感情が高まって酔ったようになる。
    1. [初出の実例]「あくる障子の内、〈略〉見るよりぞっと身もしびれ」(出典:浄瑠璃・平家女護島(1719)三)
    2. 「スピードの美しさだけが私の全感覚をしびれさせてゐる最中ですもの」(出典:猟銃(1949)〈井上靖〉みどりの手紙)
  4. 電気などを感じてびりびりふるえる。

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