デジタル大辞泉
「俗」の意味・読み・例文・類語
しょく【▽俗】
[名・形動ナリ]「ぞく(俗)」に同じ。
「姿悪くは、いづれも―なるべし」〈花鏡〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぞく【俗】
- 〘 名詞 〙
- ① 世のならわし。また、その土地の習慣。あるいは、時代の風俗。習俗。風習。
- [初出の実例]「勅曰〈略〉移レ風易レ俗、莫レ善二於楽一」(出典:続日本紀‐天平宝字元年(757)八月己亥)
- 「すべて我が俗にあらずして人に交はれる、見苦し」(出典:徒然草(1331頃)一六五)
- [その他の文献]〔易経‐漸卦〕
- ② 世間一般。世俗。俗世間。また、出家していない人。世間一般の人。俗人。
- [初出の実例]「緇侶行事与レ俗不レ別」(出典:続日本紀‐宝亀一一年(780)正月丙戌)
- 「古来より俗の諺曰、会稽の恥を雪(きよ)むる」(出典:太平記(14C後)四)
- ③ ( 形動 ) ごくありふれたこと。通俗的であること。また、そのさま。平凡。凡庸(ぼんよう)。あるいは、いやしく下品であること。卑近なこと。風流ではないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「文琳巧詠レ物。然其躰近レ俗。如三賈人之着二鮮衣一」(出典:古今和歌集(905‐914)真名序)
- 「このころ様を好む人は、中ころの躰をば『俗にちかし、見所なし』と嫌ふ」(出典:無名抄(1211頃))
- [その他の文献]〔戦国策‐斉策・襄王〕
しょく【俗】
- 〘 名詞 〙 ( 「しょく」は「俗」の漢音 ) 風雅でなくありふれていること。いやしいこと。また、そのような人。
- [初出の実例]「耳を信じて目を疑ふは俗(ジョク)の常のへい也」(出典:高野本平家(13C前)三)
- 「姿わるくは、いづれもしょくなるべし」(出典:花鏡(1424)幽玄之入
事)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「俗」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の俗の言及
【雅俗】より
…〈雅〉と〈俗〉とは相対立する概念。日本でもひろく用いられるが,中国では時代による意味の変化がみられる。…
※「俗」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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