忙殺(読み)ボウサツ

デジタル大辞泉 「忙殺」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「忙殺」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐さつバウ‥【忙殺】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「殺」は意味を強めるために添えたもの ) ひじょうに忙しいこと。仕事などに追いまくられること。ふつう「忙殺される」の形で用いられる。ぼうさい
    1. [初出の実例]「歳来歳去何能記、忙殺前身杜五郎」(出典:惺窩文集(1627頃)一・甲寅試毫)
    2. 「婚儀の準備に忙殺(バウサツ)されて居る」(出典:富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一)
    3. [その他の文献]〔馬樸臣‐七夕詩〕

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普及版 字通 「忙殺」の読み・字形・画数・意味

【忙殺】ぼうさつ

多忙。

字通「忙」の項目を見る

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