手が塞がる(読み)テガフサガル

デジタル大辞泉 「手が塞がる」の意味・読み・例文・類語

ふさが・る

何かをしている最中で他のことができない。「今、―・っていて手伝えない」
[類語]忙しいせわしいせわしない気ぜわしいあわただしい目まぐるしいそそくさせかせか性急拙速多端忙殺多忙繁忙繁多繁劇多事多端多用繁用怱忙そうぼう倥偬こうそう怱怱そうそう大忙し東奔西走てんてこ舞いきりきり舞い取り紛れる目が回る応接にいとまがない席の暖まるいとまもない猫の手も借りたいあくせくこせこせばたばたせっかちあたふた気早気早い大わらわ貧乏暇無し甲斐甲斐かいがいしいそわそわ右往左往慌てふためく動き回るちょこまかうそうそ倉卒押せ押せてんやわんややいのやいの

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手が塞がる」の意味・読み・例文・類語

て【手】 が 塞(ふさ)がる

仕事の最中で、他の事に手を出す余裕がない。何かをことわるときの決まり文句としても用いる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
俳諧師(1908)〈高浜虚子三四「一寸私たちも手(テ)が塞(フサ)がってゐますから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android