責付く(読み)セツク

デジタル大辞泉 「責付く」の意味・読み・例文・類語

せつ・く【責付く】

[動カ五(四)]しきりに催促する。早くするようにせきたてる。せっつく。「―・かれてやっと重い腰をあげる」
[類語]迫る要求する強請きょうせいする強迫する強談ごうだんする催促する催告する責め立てる求める催促がましいせがみ立てる急き立てる急かせる尻を叩く矢の催促やいのやいの

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精選版 日本国語大辞典 「責付く」の意味・読み・例文・類語

せつ・く【責付】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 しきりにうながす。しつこく催促する。せきたてる。また、うるさくねだる。せっつく。
    1. [初出の実例]「人をむさぼる風情のことをせつくといふ如何。答、せめつむかすの反りてせつくとなる也」(出典:名語記(1275)八)
    2. 「我は大人気も無く怯(おく)れて入りかねたりしを、お増に促(セツ)かれて、やうやう屏風の陰を出れば」(出典不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉二)

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