十人十色(読み)ジュウニントイロ

デジタル大辞泉 「十人十色」の意味・読み・例文・類語

じゅうにん‐といろ〔ジフニン‐〕【十人十色】

考え方や好みなどが各人それぞれに違っていること。「十人十色の服装」
[補説]作品名別項。→十人十色
[類語]さまざま・各種・種種・諸種・いろいろ・多様・多様化・多面・多面的・多方面・多岐・多種・多種多様・多彩・数数・いろんな・とりどり・色とりどり・種種くさぐさ・諸もろもろ・百般・万般・諸般・雑多・万よろず・各人各様・千差万別・マルチ・広い・幅広い・手広い・広範・広範囲・多角・多元・多元的・多角的・横断的・複眼的・おしなべて・全般に・一般・総じて・概して・多く・おおむね・大概・普通・通例・通常・一体に・総体・およそ・遍あまねく・事事物物・種種雑多・各様・玉石混淆こんこう・凡百ぼんぴゃく・百態・百事・百千・万端・各般・数多あまた・数多すうた・数次・幾度・等等・諸相・諸物・山ほど・ざら・あれこれ・何やかや・何だかんだ・何のかの・何くれ・何くれとなく・あれやこれや・ごちゃごちゃ・枚挙に遑いとまがない・十指に余る・あの手この手・エトセトラ・百もも・億万・千万・千万無量・うようよ・うじゃうじゃ・蝟集いしゅう・無尽・雲霞うんか・星の数ほど・浩瀚こうかん・少なからず・山積み・山積・飽和・満満・ごっそり・大半・累積・山をなす・十重二十重とえはたえ・有り余る・ばっちり・存分・遺憾なく・フル・至れり尽くせり・余りある・余る・残す・だぶつく・有余・余裕・足りる・千度・大分だいぶ・大層・すこぶる・みっちり・みっしり・満点・万万ばんばん・徹底的・軽く・楽に・余裕綽綽しゃくしゃく・たやすく・それなりに

じゅうにんといろ【十人十色】[戯曲]

《原題Every Man in His Humour》ジョンソンの戯曲。1598年初演。気質喜劇の代表作のひとつ。

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精選版 日本国語大辞典 「十人十色」の意味・読み・例文・類語

じゅうにん‐といろジフニン‥【十人十色】

  1. 〘 名詞 〙 好みや考えなどは、人によってそれぞれみな異なるということ。十人が十色。十人寄れば十色。
    1. [初出の実例]「夜の契りを挑むなる。十人十色(ニントイロ)の生酔客。千差万別それぞれに。調子をあはす憂苦労」(出典:人情本・清談若緑(19C中)四)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「十人十色」の意味・わかりやすい解説

十人十色
じゅうにんといろ
Every Man in His Humour

イギリスの劇作家 B.ジョンソンの喜劇。5幕。 1598年初演。都会に出てきた田舎の青年が美しい恋人を手に入れる物語を軸に,短気,気どり,嫉妬など,さまざまな人間の気質が引起す事件のおかしさを描いた作品。鋭い知的な風刺や嘲笑によって,イギリスの喜劇に新しい型をもたらした気質喜劇 comedy of humoursの代表作。初め場面はベネチアに設定されていたが,1616年版ではロンドンに変えられた。初演にはシェークスピアも俳優として出演したといわれている。

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ことわざを知る辞典 「十人十色」の解説

十人十色

人には、それぞれ違った好みや個性がある。

[使用例] よそ目には一列一体、平等無差別、どの猫も自家固有の特色などはないようであるが、猫の社会にはいってみるとなかなか複雑なもので十人十色という人間界の言葉はそのままここにも応用ができるのである[夏目漱石*吾輩は猫である|1905~06]

[類句] 十人寄れば十色/十人十腹

〔英語〕Every man to his taste.(人それぞれに好みあり)

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四字熟語を知る辞典 「十人十色」の解説

十人十色

好みや考えなどは、人によってそれぞれみな異なるということ。

[活用] ―だ・―に・―で。

[使用例] 十人十色という人間界の語は[夏目漱石*吾輩は猫である|1905~06]

[使用例] 僕らの仲間から優秀な左翼の闘士が出るのも面白いじゃないか。十人十色で、やりたいことをやればいいよ[尾崎一雄*懶い春|1949]

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