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円通寺 エンツウジ

デジタル大辞泉の解説

えんつう‐じ〔ヱンツウ‐〕【円通寺】

青森県むつ市新町にある曹洞宗の寺。山号は吉祥山。開創は大永2年(1522)、開山は宏智聚覚(こうちじゅがく)。恐山として有名。大祭は7月20~24日。→恐山

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

えんつうじ【円通寺】

京都市左京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は大悲山。後水尾上皇修学院離宮を造営する以前に,洛北に幡枝(はたえだ)御茶屋と呼ばれた山荘を営んだ。当寺は,この山荘の御殿を,霊元天皇の乳母であった円光院文英尼が1678年(延宝6)禅寺に改めたものである。叡山借景で有名な枯山水の庭は,この山荘の庭を利用したもので,四十数個の石を組み,その石組に刈り込んだ低い丸ツツジを配し,庭全体をもとは白砂,現在はスギゴケで覆っている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界の観光地名がわかる事典の解説

えんつうじ【円通寺】

中国の雲南省省都昆明(こんめい)(クンミン)市内の円通街、昆明動物園に隣接する、同市で最も規模が大きく、最も古い仏教寺院。創建は唐の時代で、この地では南昭国(649~902年)の時代。当時は「補陀羅寺」と称した。この寺院の庭園は、中国の伝統的な寺院様式ではなく、中華様式の池を配した庭園で、境内には清朝の初期に建てられた円通勝景坊、天王殿、八角亭、大雄寶殿、回廊などがある。大殿には清の光緒年間(1875~1909年)につくられた3座の仏像が安置されている。◇円通寺は、基本的に大乗仏教の寺院だが、大乗仏教(北伝仏教)、上座部仏教小乗仏教)、蔵伝仏教(ラマ教)の仏教三大宗派の殿堂が建っているのは、この雲南という地域の地理的環境による。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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