咄嗟(読み)トッサ

デジタル大辞泉 「咄嗟」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さ【×咄×嗟】

ごくわずかな時間。「咄嗟の判断」「咄嗟の行動」
[類語]一瞬・瞬間・瞬時・刹那・一刹那・寸時・片時・数刻・寸刻・一刻・束の間・たまゆら・須臾しゅゆ・電光石火・短い・暫しばらく・暫しばし・暫時・少時・ひとしきり・時の間・瞬く間・見る間に・一時いっとき・一時ひととき・半時・寸陰・短時間・一時・一時的・かりそめ・短日月・短時日・一朝・一朝一夕・寸秒・はかない・あっと言う間・間髪を容いれず・やにわに・ひょっこり・打ち付け・ぶっつけ・急・不意・出し抜け・いきなり・にわか・突然・急遽きゅうきょ・唐突・短兵急・忽然こつぜん・俄然・突如・ふと・突発的・発作的・反射的・ふいと・ふっと・つい・ついつい・ついと・つと・ひょっと・ひょい・はた・思わず・思わず知らず・思いがけず・はしなく・はしなくも・図らず・図らずも・時ならず・忽たちまち・卒然・藪やぶから棒・寝耳に水・青天の霹靂へきれき・すいと・がばと・がばっと・むっくと・むっくり・むくり・すっく・すっと・さっと・ぱっと・身軽・身軽い・軽軽・軽快・機敏・一瀉いっしゃ千里・急ピッチ・ひょいひょい・ぴょん・ぴょんぴょん・しゃきしゃき・てきぱき・つっと・見る見る・あれよあれよ・とっさに・すぐさま・即座・すかさず・抜き打ち・頓とみに・忽焉こつえん・勃然ぼつぜん・翻然・卒爾そつじ・ばったり・ぱたり・ぱたっと・一足飛び・彗星すいせいの如く・不意打ち・急転・急変・急展開・どきん・がらっと・まさか・ぬっと・意外・不測

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精選版 日本国語大辞典 「咄嗟」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さ【咄嗟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( ━する ) 舌うちしてうなること。舌うちして嘆息すること。
    1. [初出の実例]「義朝望見、咄嗟曰、豎子敗二吾事一矣」(出典:日本外史(1827)二)
    2. [その他の文献]〔孫楚‐征西官属送於陟陽候作詩〕
  3. ② ( ━する ) 息をはくこと。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
  4. ③ ( 形動 ) ごくわずかな時間。瞬間。たちどころであるさま。〔黒本本節用集(室町)〕
    1. [初出の実例]「それにしても、なぜ自分は咄嗟(トッサ)に扉の蔭へ隠れたのかしら」(出典:禽獣(1933)〈川端康成〉)
    2. [その他の文献]〔晉書‐石崇伝〕

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普及版 字通 「咄嗟」の読み・字形・画数・意味

【咄嗟】とつさ

急に。しかる。嘆息する。〔抱朴子、勤求〕夫(そ)れ深く九泉の下(黄泉)に入り、長夜極まる罔(な)く、始めて螻蟻(ろうぎ)(あり)の粮(らう)と爲り、(つひ)に塵壤と合體す。人をして怛然(たつぜん)として心熱し、覺えず咄嗟せしむ。

字通「咄」の項目を見る。

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