折節(読み)オリフシ

デジタル大辞泉 「折節」の意味・読み・例文・類語

おり‐ふし〔をり‐〕【折節】

[名]
1 その時々。その場合場合。「折節の思いを日記にしたためる」
2 季節。「折節のあいさつ」
[副]
1 ちょうどその時。折しも。「窓の外を眺めると、折節桜が満開で」
2 時々。時おり。時たま。「折節見かけることもある」
[類語](2)季節・時季・時節・時候・候・四季・四時しじ・春夏秋冬・シーズン/(1)矢先・折も折・折しも・折よく・折から・丁度・頃しも・時しも・際きわ・際して・たまたま・偶然・適時・折折・時時・時折・時たま・間間・散発・間欠・周期的・とかく・時に・時には・偶たま・ややもすれば・ともすると・得てして・なにかにつけ・何かと言えば・臨時・随時・不時・不定期・折に触れて・当座・時には・時として・往往・たまさか・もし・仮に・たとえ・もしか・よしんば・たとい・よしや・もしも・万一・万一ばんいち・万が一・万万一・もしや・もしかしたら・もしかすると・ひょっとすると・ひょっとしたら・ひょっとして・あるいは・もしかして・どうかすると・下手すると・一つ間違えば・ことによると・あわよくば・まかり間違う・よもや・まさか・万万ばんばん・夢か現うつつか・図らずも・はしなく・はしなくも・思いがけず・思いも寄らない・思いのほか・心外・突然・唐突・案に相違する・意表を突く・意表・予想外・意想外・ゆくりなく・まぐれ・ひょんな・ひょっと・ゆくりなし・我にもなく・期せずして・悪くすると・事と次第による・事によると・もしくは・はたまた・ないし・偶然・かも知れない・思わず・思わず知らず・我知らず・知らず知らず・折もあろうに・折悪しく・慮外・存外・望外・頻繁・有りがち・ややもすると・うかうか・うっかり・寄り寄り・ちょいちょい・ちょくちょく・ふとした・重重・重ねて・重ね重ね・再三・再再・しばしば・思いがけない・たびたび・度度どど・返す返す・しきり・二度あることは三度ある・時ならず

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精選版 日本国語大辞典 「折節」の意味・読み・例文・類語

おり‐ふしをり‥【折節】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. ① 何かが行なわれる、また何かの状態にある時点。ちょうどその時節。場合。機会。
      1. [初出の実例]「また言ひ出で給はむ折ふし、ふとかきそがむ」(出典:落窪物語(10C後)二)
      2. 「いと嬉しう思ひ給へられぬべきをりふしに侍りながら」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)
    2. ② その時その時。その場合場合。
      1. [初出の実例]「思はずはありもすらめどことのはのをりふしごとに頼まるるかな」(出典:伊勢物語(10C前)五五)
    3. ③ 季節。時節。
      1. [初出の実例]「おりふしの花、紅葉につけて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)椎本)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙
    1. ① この時機において。ちょうどその時。折から。
      1. [初出の実例]「心中に我を念ぜよ、とぞおしへ給ひける。折ふし相応かさねてめし有て、祈り奉るほどに」(出典:九冊本宝物集(1179頃)二)
    2. ② 時々。時折。ときたま。
      1. [初出の実例]「私も折ふしは、文のおとづれをも致したう御ざったれども」(出典:虎寛本狂言・鈍太郎(室町末‐近世初))

おり‐せつをり‥【折節】

  1. 〘 副詞 〙 =おりふし(折節)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「内々御遊興の御酒宴などが、折節(ヲリセツ)始まるでござりませうね」(出典:歌舞伎・早苗鳥伊達聞書(実録先代萩)(1876)四幕)

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普及版 字通 「折節」の読み・字形・画数・意味

【折節】せつせつ

節をまげる。〔戦国策、魏二〕齊・魏、馬陵に戰ひ、齊大いに魏につ。~(恵施曰く)王(も)し齊に報ぜんと欲するか、則ち因りてを變じを折りて、齊にするに如(し)かず。楚王必ず怒らん。~則ち楚必ず齊を伐たん。

字通「折」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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