デジタル大辞泉 「可」の意味・読み・例文・類語
か【可】
2 《「可能」の略》よいとして許すこと。「分売も
3 成績などの段階を示す語。優、良の次。学校の成績評価では、及第を認められるものの最下位。
[類語]増し・次善・まあまあ・そこそこ・まずまず・セカンドベスト・ベター・及第・無難・副次的・二次的・二義的・ほどほど・捨てたものではない・
( 1 )上代・中古では、上一段動詞に付く時は、「らむ」の場合と同じく連用形に付き、後世にも受け継がれる場合がある。室町時代以後、他の一段・二段活用動詞にも連用形に付く例が多くなってくる。
( 2 )「べみ」「べらなり」の形を派生することがある。→べみ・べらなり。
( 3 )現代語では、連用形「べく」と連体形「べき」が使われる。「べく」は④の用法のほか、①(ロ) の意の特殊な場合と見られる用法がある。「道草〈夏目漱石〉三四」の「彼は自分のため又家族のために働らくべく余儀なくされた」など。また、「べき」は、多く①(ロ) の意で「…すべきである」などと用いるが、「浮雲〈二葉亭四迷〉二」の「ヤどうも君も驚く可き負惜しみだな」のように、情意に関する動詞に付く場合も多い。「悲しむべき事態」「恐るべき子ども」など。
( 4 )一般に推量の助動詞といわれている。しかし、「べからむ」「べかめり」のように他の推量の助動詞に上接すること、「べかりけり」のように過去の助動詞に上接すること、仮定条件句に生起することなどから考えると、使用者の主体性は希薄で、客体性が濃厚といえ、「む」系の推量の助動詞(「む」「らむ」「けむ」「まし」)とは一線を画すと思われる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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