雲霞(読み)ウンカ

デジタル大辞泉 「雲霞」の意味・読み・例文・類語

うん‐か【雲×霞】

1 雲と霞かすみ。
2 大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「雲霞のごとく押し寄せる」
[類語](1)霞・雲・霧・靄・ガス・スモッグ・朝霞・夕霞・春霞・煙霞(2)群集・群衆・人出・人だかり・人垣・黒山・人波・行列・人通り・野次馬・勢ぞろい・烏合・群れ・山ほど・たんまり・しこたま・たくさん・多く・多い・数数かずかず・多数・数多すうた・無数・多量・大量・大勢おおぜい・夥おびただしい・いっぱい・あまた・多多・いくらも・いくらでも・ざらに・ごろごろ・どっさり・たっぷり・十二分に・豊富に・ふんだんに・腐るほど・ごまんと・わんさと・うんと・たんと・仰山ぎょうさん・なみなみ・十分・しっかり・がっつり・大挙・多勢・多人数・大人数・衆人・莫大・膨大・巨万・豊か・潤沢・無尽蔵・盛り沢山・がっぽり・がっぽがっぽ・多め・幾多・過多・最多・多作・数知れない・数知れぬ・数え切れない・十指に余る・枚挙に遑いとまがない・掃いて捨てるほど・百もも・億万・千万・千万無量・うようよ・うじゃうじゃ・蝟集いしゅう・無尽・星の数ほど・浩瀚こうかん・少なからず・山積み・山積・飽和・満満・ごっそり・大半・累積・山をなす・十重二十重とえはたえ・有り余る

くも‐かすみ【雲×霞】

1 雲と霞。
2 「雲を霞かすみと」に同じ。
3 軍勢などの多いこと。うんか。
「既に、東武士ども、―の勢ひをたなびき上る由聞こゆれば」〈増鏡・むら時雨〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲霞」の意味・読み・例文・類語

くも‐かすみ【雲霞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 雲と霞。
    1. [初出の実例]「『いまは』とてかきこもり、さるはるけき山の雲かすみにまじり給ひにしむなしき御跡はとまりて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)
  3. ② 人が非常に速くかけて行くこと。とくに、逃げて行方をくらますことの速いさまをいう。
    1. [初出の実例]「雲霞に舁(か)いて行きをる」(出典:歌舞伎・桑名屋徳蔵入船物語(1770)三)
  4. ③ 軍勢などの数の多いことをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「こなたかなたのいくさ、くもかすみのごとくにしてその数をしらず」(出典:水鏡(12C後)中)

うん‐か【雲霞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「霞」は本来は「朝焼け、夕焼け雲」の意 )
  2. ① 雲とかすみ。
    1. [初出の実例]「八月十五夜雲霞若晴、忝可レ有二光儀一」(出典:明衡往来(11C中か)下末)
    2. [その他の文献]〔謝霊運‐石壁精舎還湖中作詩〕
  3. ② 大衆、兵士など、人の多く群がり集まるさまをたとえていう語。
    1. [初出の実例]「彼の逆徒等、雲霞の勢を以って押し寄する間」(出典:太平記(14C後)一四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「雲霞」の読み・字形・画数・意味

【雲霞】うんか

雲と霞。南朝宋・謝霊運〔石壁精舎~〕詩 林壑(りんがく)、暝色を斂(をさ)め 雲霞、夕霏を收む

字通「雲」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む