無難(読み)ブナン

デジタル大辞泉 「無難」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐なん【無難】

[名・形動]
1 危険のないこと。また、まちがいのないこと。また、そのさま。無事。「無難な日を送る」「貴重品は持って行かないほうが無難だ」
2 欠点のないこと。特にすぐれているわけではないが、格別の欠点も見当たらないこと。また、そのさま。「無難な歌い方」「無難にまとめた演技」
[類語](1)安全・無事・安泰・平安・小康・安心・確実・無害・大丈夫・穏やか・平穏・平らか・温和・安寧あんねい・安穏あんのん・事無し・セーフティー・無毒/(2)ベター・増し・次善・可・まあまあ・そこそこ・まずまず・セカンドベスト・及第・副次的・二次的・二義的・ほどほど・捨てたものではない・満更まんざらでもない・まあ・よっぽど・かなり・なかなか・わりあい・わりかた・わりかし・割に・比較的・どうにかこうにか・どうかこうか・どうやらこうやら・曲がりなりにも・かすかす・どうやら・なんとかかんとか・なんとか・ようやっと・どうにか・辛かろうじて・辛くも・それなり・やっと・やっとこさ・ようやく・あやうく・危なく・まだしも・まだ・えんやらやっと・やっとのことで・ようよう・すんでのところ・間一髪・かつがつ・すんでのこと・すんでに・あわや・九死に一生を得る・すれすれ・未いまだし・未いまだ・不徹底・不十分・及ばずながら・不全・不完全・どうなりこうなり・一応・急場しのぎ・当座しのぎ・一時しのぎ・その場しのぎ・最早もはや・畢竟ひっきょう・結局・やはり・所詮・どの道・いずれにしても・結句・遂に・とどのつまり・詰まるところ・帰するところ・詮ずるところ・要するに・いずれ・どうせ・つまり・とうとう・いよいよ・挙げ句・挙げ句の果て・差し詰め・究竟きゅうきょう・果ては・何と言っても・どっち道・とにかく・何しろ・何せ・何分なにぶん・何分なにぶんにも・なんにせよ・ともかく・ともかくも・ともあれ・とまれ・とにもかくにも・それはともあれ・遅かれ早かれ・善かれ悪しかれ・ほとんど・遅ればせ・思い通り・やっとこせ・やっとこ・からがら・命からがら・心ならず・一杯一杯・精一杯・たかだか・せめて・せめても・首の皮一枚・ぎりぎり・ほうほうの体てい・滑り込み・漕ぎ着ける・冷や汗をかく・危機一髪・きわどい・薄氷を履ふむ・サバイバル・虎口を脱する・やれやれ・命冥加・一髪・一髪千鈞せんきんを引く・とりあえず・ひとまず・間に合わせる・何はさておき・何はともあれ・差し当たり・まんまと

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精選版 日本国語大辞典 「無難」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐なん【無難】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① 危険のないこと。また、まちがいのないこと。あるいは、そのさま。無事。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「若し其品物無難に本国へ到着すれば」(出典:英政如何(1868)七)
  3. ② 非難すべき点がないこと。欠点のないことやそのさま。また、特にすぐれてもいないがとりたてていうほどの欠点もないことやそのさま。
    1. [初出の実例]「入学試験が無難に通りさへすれば」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)
    2. 「間接照明を使ってゐる帝国ホテルだけは先づ無難だが」(出典:陰翳礼讚(1933‐34)〈谷崎潤一郎〉)

ぶなん【無難】

  1. ⇒しどうぶなん(至道無難)

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普及版 字通 「無難」の読み・字形・画数・意味

【無難】ぶなん・むなん

おそれがない。

字通「無」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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