盛者必衰(読み)ジョウシャヒッスイ

デジタル大辞泉 「盛者必衰」の意味・読み・例文・類語

じょうしゃ‐ひっすい〔ジヤウシヤ‐〕【盛者必衰】

無常なこの世では、栄花を極めている者も必ず衰えるときがあるということ。しょうじゃひっすい。
「娑羅双樹しゃらさうじゅの花の色、―のことはりを表す」〈平家・一〉
[類語]物寂しい・さびしい・さみしい・心うら寂しい・心こころ寂しい・侘わびしい・人恋しい・孤愁・人懐かしい・物恋しい・小寂しい・哀感・寂寥せきりょう・寂寞せきばく・寂寞じゃくまく・索漠・落莫らくばく・蕭然しょうぜん・蕭蕭しょうしょう・蕭条しょうじょう・蕭殺しょうさつ・寥寥りょうりょう・徒然つれづれ・徒然とぜん・すがれる・うらぶれる・寂れる・しみじみ・たそがれ・萎靡いび・愁い・さむざむ・センチメンタル・落日・廃れる・心うら悲しい・しんみり・むせぶ・哀愁・悲愁・憂愁・物悲しい・衰勢・物哀れ・落ちぶれる・物思わしい・切ない・衰退・衰残・哀切・諦観・春愁・幽愁・秋風索漠・愁思・秋思・愁然・衰亡・孤独・やるせない・びんびん・切切せつせつ・痛切・切実・深刻・ひしひし・つくづく・じいん・心から・切せつ・苦しい・辛い・たまらない・やり切れない・憂うい・堪えがたい・しんどい・苦痛・悲しい・痛ましい・哀れ・悲愴ひそう・悲痛・悲傷・沈痛・もの憂い・断腸の思い・胸を痛める・胸が痛む・胸が塞がる・忍び難い・忍びない・見るに忍びない・見るに堪えない・けだるい・アンニュイ・胸が裂ける・胸が張り裂ける・胸がつかえる・胸が潰れる・胸がつまる・気を揉む・重苦しい・滅入る・気遣わしい・塞ぐ・塞ぎ込む・消沈・しょげる・しょげ返る・沈む・憂鬱・沈鬱・メランコリー・鬱・気鬱・気塞ぎ・鬱鬱・陰鬱・暗鬱・鬱屈・鬱結・鬱気うっき・鬱悶うつもん・鬱積・抑鬱・憂さ・鬱陶しい・悶悶もんもん・息苦しい・胸苦しい・悩ましい・憂うれい・有り難迷惑・不如意・惨憺さんたん・骨身にこたえる・骨身に沁しみる・遣る方ない・居ても立っても居られない・矢も盾もたまらない・哀惜・感傷的・胸が締め付けられる・身を切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「盛者必衰」の意味・読み・例文・類語

じょうしゃ‐ひっすいジャウシャ‥【盛者必衰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「しょうじゃひっすい」「しょうしゃひっすい」とも ) 勢いのさかんな者は必ず衰えるということ。この世の無常であることを示したもの。せいしゃひっすい。
    1. [初出の実例]「娑羅双樹(しゃらさうじゅ)の花の色、盛者必衰(ジャウシャヒッスイ)のことはりをあらはす」(出典:高野本平家(13C前)一)
    2. 「年齢盛にして、富貴心に任せ、種姓高貴にして、能徳皆備りつる者、老少不定の理遁がたく、盛者必衰(シャウジャヒッスイ)の謂を免れ」(出典:妻鏡(1300頃か))
    3. [その他の文献]〔仁王経‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「盛者必衰」の解説

盛者必衰

勢いのさかんな者は必ず衰えるということ。この世の無常であることを示したもの。

[使用例] 盛者必衰は免かれ難い因果とはいいながら、団菊左の諸名優を相手にして、「弁天おてる」や三千歳を演じていた青年美貌の俳優が、こうした蕭しょう条じょうの終わりを取ろうとは――[岡本綺堂*源之助の一生|1936]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「盛者必衰」の意味・わかりやすい解説

盛者必衰
じょうしゃひっすい

仏教用語。ひとたび盛んとなっても,必ず衰えるときがある,ということで,世の中の有為転変を表現した言葉。仏教の無常観を表わしている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む