無理(読み)ムリ

デジタル大辞泉 「無理」の意味・読み・例文・類語

む‐り【無理】

[名・形動](スル)
1 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「無理を言われても困る」「怒るのも無理はない」「無理な言いがかり」
2 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。「無理を承知で、引き受ける」「無理な要求をする」
3 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。「もう無理がきかない」「無理に詰め込む」「あまり無理するなよ」
[類語](1)狂的・アブノーマル・異常・変・特異・異状・異例・非常・別条・不自然・変ちくりん・変てこ・変てこりん・余り・おかしい・異様・奇異・異い・奇妙・妙みょう・面妖めんよう・不思議・不可解・不審・奇怪・奇態・風変わり・妙ちきりん・けったい・おかしな・きてれつ・珍奇・新奇・珍妙・奇抜・奇警・奇想天外・突飛・ファンシー・突拍子もない・言語道断・無茶・めちゃ・むちゃくちゃ・めちゃくちゃ・めちゃめちゃ・滅法・法外・乱暴・無体・理不尽・非理・不当・不条理・不合理・非合理/(2)困難・不可能・実現不能・駄目だめ・出来ない相談・難しい・望み薄・絶望的・手詰まり・膠着こうちゃく・にっちもさっちも・八方塞ふさがり・進退維これ谷きわまる・動きが取れない・お先真っ暗・行き詰まる・切羽詰まる・挫折・頓挫・立ち往生・壁に突き当たる・暗礁に乗り上げる/(3)無理矢理・強引に・押して・敢あえて・たって・強いて・努めて・できるだけ・極力・なるたけ・なるべく・可及的・必ず・きっと・絶対・是非・何としても・どうしても・何がなんでも・是が非でも・どうぞ・どうか・くれぐれも・願わくは・なにとぞ・なんとか・まげて・ひとつ・必ずや・必然・必定・必死・不可避・誓って・てっきり・違いない・はず・決まって・すなわち・否が応でも・否でも応でも・否でも・否とも・是非とも・無理算段・無理無体・無理押し・無理強じい・強制的・強気・強行・独断・独断的・理不尽・強硬・頑強・問答無用・強要・力尽く・力任せ・腕尽く・ごり押し・断固・一刀両断・横柄・威圧的・否応無し・頑として・横紙破り・横紙を破る・有無を言わせず・腕力に訴える・横車を押す・押し付けがましい・ねじ伏せる・首に縄を付ける・遠慮会釈もない・無ぶ遠慮・高圧的・高飛車・頭ごなし・押し通す・押し付ける・一方的・豪腕

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精選版 日本国語大辞典 「無理」の意味・読み・例文・類語

む‐り【無理】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. ① 道理に反すること。理由のたたないこと。また、そのさま。非道。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「竇嬰灌夫二公は、無理なる罪に逢たぞ」(出典:史記抄(1477)一五)
    2. [その他の文献]〔韓愈‐答柳柳州食蝦蟇詩〕
  3. ② ( ━する ) しいて行なうこと。強引に事をなすこと。わざとそれらしくすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「地獄を作りて、凶人を獄率と為し、無理に罪人を堕す」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)六)
    2. 「むりして東京に入ることもない」(出典:三とせの春は過ぎやすし(1973)〈杉浦明平〉九)
    3. [その他の文献]〔顔氏家訓‐省事〕
  4. ③ 行ないがたいこと。また、そのさま。困難。
    1. [初出の実例]「かかるこはごはしきむばらの口はあくるが無理なれども、ただうちあらはれたる玉のきずをのみしるすなめり」(出典:評判記・剥野老(1662)跋)

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普及版 字通 「無理」の読み・字形・画数・意味

【無理】むり

道理がない。

字通「無」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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