陳腐(読み)チンプ

デジタル大辞泉 「陳腐」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぷ【陳腐】

[名・形動]古くさいこと。ありふれていて、つまらないこと。また、そのさま。陳套ちんとう。「陳腐な表現」「陳腐なせりふ」
[類語]古い・古臭い・古めかしい・中古・時代遅れ・流行遅れ・古風こふう・昔風むかしふう・旧式・旧弊・前近代的・旧態依然・オールドファッション・昔ながら・古式・弊害・宿弊・弊・通弊・語弊・積弊・流弊・時代錯誤・アナクロ・アナクロニズム・固陋ころう・頑愚・頑迷・昔気質かたぎ・時弊・余弊・ださい・年代物・時代錯誤・古色・古色蒼然・蒼然・旧態・使い古し・陳套ちんとう・旧套きゅうとう・陳ひね・陳ひね臭い・時代掛かる・時代めく・昔ながら・蒼古・年季が入る・レトロ・アウトオブデート・オールドタイマー・野暮ったい・野暮・無粋・無骨・無風流・無作法・無造作・泥臭い・むくつけし・プリミティブ・かっこ悪い・不細工・ぎこちない・田舎臭い・不格好・無様・不体裁・醜態・醜悪・醜い・見苦しい・みっともない・はしたない・埃ほこりっぽい・汚い・むさくるしい・汚らしい・小汚い・薄汚い・汚らわしい・ばっちい・むさい・泥まみれ・不潔・不浄・不衛生・不純・尾籠・みすぼらしい・ぼろい・ぼろぼろ・おんぼろ・よれよれ・ぽんこつ・老朽化・汚穢おわい・汚れ物・汚濁・けがれ・よごれ・汚点・汚染・くすむ・薄汚れる・汚れる・煤すすける・垢あかじみる・まみれる・油じみる・汗じみる・老醜・醜・ばばっちい・しどけない・目障り・爺じじむさい・グロテスク・不器量・弊衣破帽・だらしない・醜怪・浅ましい・見辛い・見るに見兼ねる・地味・冴さえない・見るに堪えない・目も当てられない・惨憺さんたん・貧相・貧乏臭い・貧乏たらしい・うらぶれる・貧弱・しがない・忌まわしい・馬鹿正直・しょぼい・しょぼくれる・興醒きょうざめ・興醒きょうざめる・味気ない・俗っぽい・素人臭い・うざい・殺伐・稚拙・無味乾燥・鈍臭い・低俗・俗悪・ちんけ・かったるい・芋・きもい・悪趣味・田舎侍・山猿・卑俗・世間知らず

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精選版 日本国語大辞典 「陳腐」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぷ【陳腐】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「ちんふ」とも )
  2. ① 古くなって腐ること。また、そのさま。〔音訓新聞字引(1876)〕 〔宋史‐食貨志上・三〕
  3. ② ふるくさいこと。ふるめかしいこと。また、そのさま。陳套。
    1. [初出の実例]「竹取が宿の蓑虫は柳桜にすがり秋風をたのむを陳腐(チンフ)(〈注〉フルミ)とし」(出典:俳諧・反古瓢(1824)十番左右合)
  4. ③ ありふれていてつまらないこと。平凡なこと。また、そのさま。〔改正増補和英語林集成(1886)〕
    1. [初出の実例]「此陳腐(チンプ)な質問に答へる義務がないかの如く」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉一四)

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普及版 字通 「陳腐」の読み・字形・画数・意味

【陳腐】ちんぷ

古びる。宋・朱熹〔癸未、垂拱奏、一〕臣の師に聞くの、此(かく)の如し。常人より之れをれば、闊(うくわつ)陳腐にして、用に切ならざる(ごと)きを疑はんも、然れども臣、竊(ひそ)かに以て其の本を正すと爲す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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