百科事典マイペディア 「佐賀[市]」の意味・わかりやすい解説 佐賀[市]【さが】 佐賀県中東部の市。1889年市制。県庁所在地。佐賀平野の中北部と脊振山地の一部を占め,県の行政・経済・文化の中心。中世は竜造寺氏,江戸時代は鍋島氏の城下町として栄えた。クリークが縦横に発達し,城下町の面影が残る。城跡は官庁,学校地区になっている。長崎本線,長崎自動車道が通じる。工業は食品,電機,金属が中心であるが,大工場はない。第3次産業への就業者比率が高く,商業サービス都市としての性格が強い。佐賀大学,佐嘉神社,帯隈山神籠石(こうごいし)(史跡),大隈重信旧宅(史跡),川上峡,北山(ほくざん)ダムなどがある。北部県境の羽金山には電波時計へのはがね山標準電波送信所がある。2005年10月佐賀郡大和町,富士町,諸富町,神埼郡三瀬村を編入。2007年10月佐賀郡川副町,東与賀町,久保田町を編入。431.84km2。23万7506人(2010)。→関連項目佐賀[県]|佐賀大学 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報