コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

歴史[ヘロドトス] れきし[ヘロドトス]Historiai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

歴史[ヘロドトス]
れきし[ヘロドトス]
Historiai

原語は「探究」の意。ギリシアの歴史家ヘロドトスの史書。後世9巻に分けられた。アジアとギリシアの戦闘が主テーマで,リディア王クロイソスの時代からクセルクセスの敗北までを描く。リディアの古史から説き起し,リディアに代るペルシアの興隆,キュロス,カンビセス,ダレイオスと続く歴代の王の遠征とペルシア帝国の強大化を描き,ギリシアとペルシアの激突に向って筆を進めながら,各地の地理,習俗,宗教,政治などについて調査した結果を詳しく報告し,伝説や逸話を無数に盛込んでいる。終りの3巻ではイオニアの反乱によって火ぶたが切って落されたペルシアとギリシアの宿命的対決の叙述に専念し,ペルシア軍の2度にわたるギリシア本土侵攻と,その失敗の模様を詳細に描いている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android