重ねて(読み)カサネテ

デジタル大辞泉 「重ねて」の意味・読み・例文・類語

かさね‐て【重ねて】

[副]
1 同じことを繰り返すさま。もう一度。再び。「重ねて注意する」
2 この次。今後。
「右の御算用は―きっと致さるるでござらうず。只今の代はりは持って参った」〈虎明狂・千鳥〉
[類語]あまたたび・たびたび・何度も・よく・しばしば・ちょくちょく・往往・ちょいちょい・しきり・しょっちゅう・幾度・頻繁・頻頻・しげしげ・足繁く・また・再び・再度・再三・再三再四・再再・又又・又も・またもや・二度と・二度と再び・くれぐれ・くれぐれも・返す返す・よくよく・とくと・とっくり・重重・重ね重ね・幾重にも・念入り・またぞろ・懲りずまに・二の舞・性懲しょうこりもない・轍てつを踏む・前車の轍てつを踏む・前轍てつを踏む・改めて・またしても・くどくど・うだうだ・ぐだぐだ・くだくだ・たらたら・ああだこうだ・四の五の・四の五の言う・ややもすれば・臨時・随時・不時・不定期・折に触れて・当座・時には・時として・たまたま・たまさか・ともすると・ともすれば・時時ときどき・時折・折折・時たま・間間・折節・散発・間欠・周期的・とかく・時に・偶たま・得てして・なにかにつけ・何かと言えば・もし・仮に・たとえ・もしか・よしんば・たとい・よしや・もしも・万一・万一ばんいち・万が一・万万一・もしや・もしかしたら・もしかすると・ひょっとすると・ひょっとしたら・ひょっとして・あるいは・もしかして・どうかすると・下手すると・一つ間違えば・ことによると・あわよくば・まかり間違う・よもや・まさか・万万ばんばん・夢か現うつつか・図らずも・はしなく・はしなくも・思いがけず・思いも寄らない・思いのほか・心外・突然・唐突・案に相違する・意表を突く・意表・予想外・意想外・ゆくりなく・まぐれ・ひょんな・ひょっと・ゆくりなし・我にもなく・期せずして・悪くすると・事と次第による・もしくは・はたまた・ないし・偶然・かも知れない・思わず・思わず知らず・我知らず・知らず知らず・折もあろうに・折悪しく・慮外・存外・望外・有りがち・ややもすると・うかうか・うっかり・寄り寄り・ふとした・思いがけない・度度どど・二度あることは三度ある・時ならず

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「重ねて」の意味・読み・例文・類語

かさね‐て【重て】

  1. 〘 副詞 〙 ( 動詞「かさねる(重)」の連用形に助詞「て」の付いてできたもの )
  2. ① 同じ行為、事実が二度繰り返されるさまを表わす。もう一度。再び。さらに。
    1. [初出の実例]「夢にさま異なるものの、告げ知らする事侍りしかば、信じがたきことと、おもふ給へしかど、〈略〉かさねてしめす事の侍りしかば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)明石)
  3. ② 現在の出来事が再び生じ得るとみなした限りでの未来を表わす。この次。将来。今後。そのうち。
    1. [初出の実例]「かさねては、どぢゃうにてもあれ、はへにても候へ、かならずもって伺候いたさうずる」(出典:虎明本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初))
    2. 「それほどに思ひ侍らば、重而(カサネテ)折も有べし」(出典:咄本・軽口露がはなし(1691)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む