自得(読み)ジトク

デジタル大辞泉 「自得」の意味・読み・例文・類語

じ‐とく【自得】

[名](スル)
1 自分の力で悟ること。自分自身で理解し、会得すること。「処世術を自得する」
2 自分自身で満足し、安んじること。また、得意になって、うぬぼれること。「自得の色」
3 自分の身に報いを受けること。「自業自得」
[類語]満足・満悦・充足・飽満・自足・会心・充足感・充実感・自己満足・本望・満ち足りる・心行く・堪能たんのうする・満喫する・安住する・安んずる・甘んずる・十全・嬉しい・楽しい・面白い・喜ばしい・喜び・愉快・痛快・結構・喜悦・有頂天・納得・慊焉けんえん・三平二じ満・思わしい・上機嫌・ご機嫌・御おんの字・足りる・足る・舞い上がる・満たす・気を良くする・溜飲りゅういんを下げる・言うことなし・気に入いる・意に適う・うきうき・うはうは・わくわく・いそいそ・ぞくぞく・十分・自慢・誇る・うぬぼれる・おのぼれる・思い上がる・誇らしい・胸を張る・肩身が広い・鼻が高い・鼻高高・勝ち誇る・驕る・威張る・威張り散らす・付け上がる・高ぶる・反り返る・振り回す・鼻にかける・増長・慢心・自画自賛・誇示・驕おごり・誇り・驕傲きょうごう・矜持・倨傲きょごう・自負・自負心・自賛・自嘆・自任・天狗・うぬぼれ・プライド・高慢・自尊・自尊心・気位きぐらい・得意・思い上がり・唯我独尊・手前味噌・我褒め・身褒め・のぼせる・のぼせ上がる・背負しょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自得」の意味・読み・例文・類語

じ‐とく【自得】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 自分自身で会得すること。自分自身で理解すること。
    1. [初出の実例]「坎位当レ仁宜二自得一、坤霊与レ化好相歆」(出典:本朝麗藻(1010か)下・海不辞水〈大江以言〉)
    2. 「いそがず、をこたらず、才覚を用ひず、常になすべき事をして、自得を待にて候」(出典:集義和書(1676頃)四)
    3. [その他の文献]〔礼記‐中庸〕
  3. ② 自分自身で満足すること。
    1. [初出の実例]「擯俗地。無何郷。心自得。寿無疆」(出典:本朝文粋(1060頃)一・遠久良養生方〈兼明親王〉)
    2. 「吾れ無為の境に優遊して、是非の外に自得(ジトク)す」(出典:太平記(14C後)一)
    3. [その他の文献]〔楚辞‐遠遊〕
  4. ③ 得意になってうぬぼれること。
    1. [初出の実例]「彼の第十九世紀の大勢力に敵対して揚々自得するの日耳曼、露西亜と雖も」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐晏嬰伝〕
  5. ④ ( 「自業自得」の形で ) みずから報いを受けること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「自得」の読み・字形・画数・意味

【自得】じとく

心にさとる。納得する。〔孟子、離婁下〕君子は深く之れに(いた)るにを以てす。其の之れを自得せんことを欲するなり。

字通「自」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む