ホット(その他表記)hot

翻訳|hot

デジタル大辞泉 「ホット」の意味・読み・例文・類語

ホット(hot)

[名・形動]
熱いこと。また、そのさま。特に、飲食物などの熱くしたものにいう。「コーヒーホットで飲む」「ホットミルク」⇔コールド
ごく新しいこと。生々しいこと。また、そのさま。「ホット話題
強烈なさま。激しいさま。「ホット論戦
[類語](1熱い熱熱火照る/(2新しい瑞瑞みずみずしい新鮮生鮮生新清新フレッシュ生生なまなましいなま鮮度ぴちぴち取れ立て生き生き真新しい初初ういういしい溌剌はつらつ最新トレンディー新た目新しい斬新最先端真っさら出来立てほやほや新味新風新品生き活気新進新進気鋭新鋭新星/(3熱情的情熱的意欲的精力的熱狂的白熱的エネルギッシュ激越狂熱熱烈烈烈熱血熱っぽい血が騒ぐ血気盛んパッショネートバイタル活発快活精彩元気活動的動的ダイナミックエナジェティックあぶらが乗る水を得たうおのようバイタリティー生き生ききゃぴきゃぴいけいけのりのりぴちぴち溌剌はつらつ生生せいせいビビッド

ほっ‐と

[副](スル)
大きく息を吐くさま。ためいきをつくさま。「ほっと息を吐く」
緊張がとけて、安心するさま。「ほっと胸をなでおろす」「大役を終えてほっとした」
持て余して嫌けがさすさま。
「こっちの釜は物を懸けると、穴があくので―した」〈伎・幼稚子敵討
[類語]吹っ切れる肩の荷が下りる重荷を下ろす息を愁眉を開く眉を開く溜飲が下がる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ホット」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 太く息をつくさま、ため息をつくさまを表わす語。多く、安心したり、緊張などから解放されたときに吐く息のさまを表わす。
    1. [初出の実例]「ほっと息をついて曰長嘯也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一三)
  3. 持て余して困るさま、同じ状態が続いたりして、いやけのさすさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「発(ホット)飽果(あきはてる)」(出典:俳諧・反故集(1696)下)
  4. 物、人、状態、匂いなどが急にあらわれるさまを表わす語。急に酔うことなどにもいう。
    1. [初出の実例]「新茶のかざのほっとして来る〈芭蕉〉 片口の溜をそっと指し出して〈洒堂〉」(出典:俳諧・市の庵(1694))
  5. ( 特に、「ほっとする」の形で ) 心配事や苦労から解放されて、安心するさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「謙作はほっとした」(出典:暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉一)

ホット

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] hot )
  2. ( 形動 ) 熱いこと。また、そのさま。〔外来語辞典(1914)〕
    1. [初出の実例]「熱がこれだけあるし頭もホットになり」(出典:古川ロッパ日記‐昭和一五年(1940)一〇月一九日)
  3. ( 形動 ) 飲み物などで、熱くした状態のもの。また、そのさま。特に「ホットコーヒー」を略していうことも多い。
    1. [初出の実例]「甘くなく、ホットにして、一杯呉れないか」(出典:遠い横顔(1954)〈永井龍男〉時間)
  4. ( 形動 ) 事件などが、最新であること。また、そのさま。「ホットな話題」
  5. ( 形動 ) 激しい動きのあるさま。また、熱狂的であるさま。
  6. ホットジャズ」の略。
  7. ( 形動 ) 味がからいこと。また、そのさま。「香辛料を効かせたホットなカレー

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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