音を上げる(読み)ネヲアゲル

デジタル大辞泉 「音を上げる」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「音を上げる」の意味・読み・例文・類語

ね【音】 を 上(あ)げる

  1. 泣く際に声を出して泣く。泣き声をあげる。
    1. [初出の実例]「音をあげてなくより外の事なし」(出典:文机談(1283頃)一)
  2. 困難・苦難に耐えられず、声をたてる。弱音をはく。降参する。
    1. [初出の実例]「辛島は音(ネ)をあげるやうな男ぢゃない」(出典:蝮のすゑ(1947)〈武田泰淳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む