浮腰(読み)ウキゴシ

デジタル大辞泉 「浮腰」の意味・読み・例文・類語

うき‐ごし【浮(き)腰】

1 重心が定まらない不安定な腰つき。へっぴり腰。「荷物の重さに浮き腰になる」
2 動揺したりして態度が落ち着かないこと。「強硬な反対にあって浮き腰になる」
3 柔道の技の一。相手を自分の後ろ腰に密着させ、腰のひねりで投げ倒す技。
4 取引の方針が決定しないで迷うこと。
[類語](1)中腰・及び腰・へっぴり腰/(2)逃げ腰・ちゃかちゃか・うろちょろ・うろうろ・どぎまぎ・おたおた・どぎどぎ・そわそわ・もじもじ・もぞもぞ・ぐずぐず・ちょこまか・そそくさ・あたふた・うそうそ・ふらふら・よたよた・やっさもっさ・てんやわんや・やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・あげつらう・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がたがた・がみがみ・くそみそ・くだくだ・ぐだぐだ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくど・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・四の五の・重箱の隅をつつく・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・たらたら・ちくちく・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・つべこべ・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ねちねち・ねっちり・ぶすぶす・ぶつくさ・ぶつぶつ・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝たこができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・右往左往・慌てふためく・動き回る・倉卒・押せ押せ・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・まごまご・ふわふわ・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「浮腰」の意味・読み・例文・類語

うき‐ごし【浮腰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ふらついて不安定な腰。また、その腰つき。いまにも逃げ出そうとして腰の落ち着かない様子にもいう。
    1. [初出の実例]「えんぶだごんの蓮台に浮腰(ウキゴシ)の坐らぬ間に勧懲颪にまたたく燈火消えては暗に堕ると知らぬか」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉梓神子)
    2. 「『あら、姉さんが!…』と浮腰になり、狼狽(うろうろ)して」(出典:其面影(1906)〈二葉亭四迷〉八)
  3. ② 柔道の投げ技の一つ。相手の腰を浮かすようにして前にくずし、その腹部を引きつけて腰に乗せ、腰をひねって投げ倒すもの。
  4. ③ 売り方または買い方の一方が、売りか買いかの方針に迷うこと。〔取引所用語字彙(1917)〕
  5. ④ =うきあし(浮足)③〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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